おててを ぽん

手と絵を使った見立て遊びが出来ます。親子のふれあいタイムにピッタリ!

☆3つのおすすめポイント

  1. 点線で、手の形が書いてあります。その通りに手と置くと形が見えてきます。絵を合わせて見立て遊びを楽しむ絵本です。
  2. 小さなお子さんの手と、保護者の大きな手で形を作りながら遊べます。触れ合いの中で、沢山お話して楽しむことができます。
  3. 最後は、「上手に出来たね!がんばったね!」って絵本が褒めて頭をなでてくれます。嬉しい気持ちでいっぱいになります。

☆あらすじ

ホットドッグがありますよ。真ん中のソーセージがないなぁ。お腹が空いてきたよ。君のお手々をのせてみて!君の指がソーセージの代わりになっちゃった。「ホットドッグのできあがり!いただきまーす!ぱくっ」お隣には目玉焼きでよ。指をピースで置いてみて!「美味しそうなウィンナーがそえられました。ぱくっおいしいなぁ」

あめ♬あめ♬大好き誰だろう?グーのお手々をのせてみて!可愛いカタツムリの親子だね。「でんでん むしむし かたつむりー♬」楽しくお歌を歌ってるみたいね。

しろいまんまるのご飯に海苔が1枚のってるよ。三角のおにぎりが好き?まんまるおむすびが好き?両手で形を作ってみてね!「おいしいおにぎり、はいどーぞ!」

左から黄色い電車・右から赤い電車。どんどん近づいているみたいだよ。どうなる?どうする?連結させてみよう!パーの手とグーの手を作って合体ガシャン!と、くっつけてみて。連結器に早変わり!「しゅっぱつしんこう!!」

まだまだ続くよ。男の子と女の子、二人で仲良くメガネをかけるよ!お手々を丸い形にしてぽん!いいねいいね!クリクリとしたメガネだね。

大変雨が急に降ってきた!お手々を”くの字”にして、傘みたいに男の子の頭の上にかけてあげよう。お母さんやお父さんにもお手伝いしてもらおう!!大きな傘を広げてあげられた?

お次も一緒に。君のワニさんとお父さんお母さんのワニさん、どちらが大きいかな?仲良くパクパクと口を動かしてお話しよう!

お手々って不思議!何でも変身できちゃうね。いっぱい面白いこと出来るね。

なんだか眠たくなってきたよ。楽しかったね。今度は頭君の頭をなでてあげるよ。ぽんぽん なでなで。

  「また明日も沢山遊ぼうね★」

☆際立った特徴

本書は絵の上に様々な手の形が点線が描かれています。その点線に読者が手をおいて手と絵を合わせて見立て遊びを楽しむ絵本です。

子ども1人でも楽しめるし、大人も隣でお手伝いしてあげても楽しめます。きっと、子どもの小さな手と大人の大きな手で同じものを見立てた時に、大きさの違いに気づいて喜んだり、「お父さんの手大きいね!これもやってみて!」と興味や好奇心を高めて、もっと手を使った遊びを楽しんでくれるでしょう。

●見立て遊びとは

見立て遊びとは、何かを別なものに見立てる遊びです。想像したり、一緒にしている人と、コミュニケーションをとって遊ぶので、楽しいだけではなくコミュニケーション力を学ぶチャンスにもなります。

☆書店員の感想

手って不思議!いろんな形が出来るし、色んな遊び方が出来ますね。でも、言われないと気づかない”形”があるように思います。

本書で紹介している、頭にパーを当てたら髪の毛になったり(モヒカンにも、トゲトゲヘアーもできちゃう!)親指を突き立てたら洋式便所になる。なかなか思いつきません。その他にも、傘になったりワニさんになったり、すやすや眠れるお布団にもなります。子どもより私の方が、なるほどねと関心してしまいました。本書を参考に、自分なりに面白い形を考えるのもいいかもしれません。子どもの発想で、思いもつかないようなユニークなものに見立ててほしいですね。

娘の話ですが、洋式トイレの形を作るところだけは、本を見ているだけではやり方が分からず、「こうするみたいだよ」と教えました。そのあと、すぐに覚えて一人で絵本を開きながらやっているのを見かけました。「できるようになったねー」と嬉しい気持ちになりました。一生懸命形小さな子供の手で、おにぎりを作ったり電車を連結させたりしている所を見ているだけで成長を感じました。

最後のページは、「楽しく出来たね!あたまを ぽん!」と読み手が絵本になでてもらえます。上手に出来たねって褒めてもらえるって嬉しいし、さらに子どもにとって頭をなでられると、幸せだし、認めてもらえた気持ちになるのではないでしょうか。

絵本が小さな成功でも、チャレンジしたことでも、「出来たね!頑張ったね!いっぱいいっぱい褒めてあげるよ!」って言ってくれてるみたいです。

ついつい出来ることが当たり前になると、褒めることも減ってしまいがちですが、毎日の積み重ねの「出来た!」を保護者として大事にしてたっぷり褒めてあげたいですね★

おててをぽん 裏表紙

よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。
     
    保育士・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士としての感想などご紹介出来たらと思っています。