おばけのケーキ屋さん
2020年7月24日
2020年10月6日
子どもが好きなおばけの絵本、ラストの展開に「うるっ」と
☆3つのおすすめポイント
- 子どもが好きなおばけの絵本です。
- ケーキがついつい食べたくなります。
- 可愛らしい絵と、暖かいお話で優しい気持ちになれます。
☆書店員のレビュー
子どもに人気のおばけのお話です。
美味しいケーキを食べてもらって、人を驚かせたいという、少し変わったおばけのパティシエと、どれを食べても「パパの作るケーキとおなじくらいおいしい」という女の子。
どうにかして女の子に、今まで以上の美味しいケーキを食べて驚いてほしいと、おばけのパティシエは頑張ります。
そのケーキは、どれも美味しそうで・・・私も、ついついケーキが食べたくなっちゃいます。
このお話を読んだあとで、親子で一緒にケーキを食べる楽しみもありますね!
おばけのパティシエが、どれだけがんばって美味しい素敵なケーキを作っても、女の子は「これまでで一番美味しい」とは、言ってくれません。
かたくなで、がんこです。
なぜ、なぜ?
その理由がわかるまで、読者はちょっとイライラするかも。
でも、その理由がわかったとき。
うーん、泣けました。
学校でも会社でも、ちょっと周りをイライラさせる人って、必ずいますよね。
でも、その理由を知ったら・・・
なるほど・・・(涙)
ってこともあるのかも。そんなことを考えさせられました。
大人の私でも、うるっとする絵本でした。
- 作品名:おばけのケーキ屋さん
- 著者名:SAKAE
- 出版社:マイクロマガジン社