おふとん かけたら

おふとん かけたら 表紙

おやすみ前の絵本にピッタリ!

☆3つのおすすめポイント

  1. 寝る前の読み聞かせにおすすめです。
  2. 次の展開にワクワク感を持って読めます。
  3. かがくいひろしさんの不思議な世界観を子供と楽しめます。

☆書店員のレビュー

夜寝る前に使う、お布団と枕。これを自分じゃなくて、他の生き物にかけたらどうなるかな・・・?

表紙に見えるのは・・・なんとお布団に入った・・・ソフトクリーム!?

ちょっと、普通では考えられない。驚きの発想の絵本です。

ソフトクリーム以外に、5つの床入りアイテムがあります。

お子さんと一緒に、続編を考えてみるのもいいですね。

いくつ考えられるかな?

手元にある本で『第67刷発行』とありますから、ベストセラーですね。

みんなのおうちで、いろんなものに、おふとんかけられてるかも!?

そして一日遊んだら、

○○ちゃんに『おふとん かけたら』どうなるかな・・・?

おやすみ前の読み聞かせに、ピッタリの絵本です。

著者について

著者のかがくい ひろし(加岳井 広)さんは、『おもちのきもち』『おしくらまんじゅう』『だるまさん』三部作などで有名な絵本作家です。

残念ながら、2009年に54歳ですい臓がんのため急逝されました。

特別支援学校で教師をしながら、50歳で絵本作家デビュー。

亡くなるまでの4年間で、16冊の絵本を描かれました。

『おふとん かけたら』は、亡くなられた2009年に描かれたものです。

生きておられたら、きっと、私たちには考えつかないような続編を、たくさん書いてくださったのではないかと思います。

かがくいさんのオンリーワンの発想や才能が、絵本を通して次の世代に刺激を与えられるといいですね。

私たちにも、そのお手伝いができたらいいなと思います。

参考URL:ミーテ 絵本作家インタビュー かがくいひろしさん

  • 作品名:おふとん かけたら
  • 著者名:かがくいひろし
  • 出版社:ブロンズ新社
おふとん かけたら 裏表紙
サンキュウ
  • サンキュウ
  • 絵本専門書店『リビング書店』店主

    書店員のサンキュウさんとして、ブログ、ユーチューブ、ツイッターなどで、絵本や保育士試験対策などの情報を配信しています。

    本屋を始める前は、20年ほど介護現場で働きながら、認知症をテーマにした絵本のストーリーを書いていました。

    『おばあちゃんのノート』
    お母さんの絵本大賞(石川テレビ・北陸中日新聞)入賞

    『あんやと!ばあちゃん』
    日本図書館協会選定図書
    世界が愛した絵本(テレビ朝日)で放映

    介護福祉士と介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を持ち、書店開業にあたって、保育士の資格も取得しました。