けんけん ぱっ

YouTubeで体遊び絵本の解説をしています。

かわいい動物たちと、けんけんぱをして遊びましょう!動物たちのひょうきんな顔もステキです。楽しい動物、遊びや体を動かすことが大好きな子にピッタリです。

☆3つのおすすめポイント

  1. ねこ、犬、クマ…と動物がだんだん増えていき、楽しいけんけんぱをして遊びます。ぱっ、のときにこちらに振り向く顔がなんとも言えず、可愛らしいです。
  2. 色鉛筆で描かれていて、立体的な描写とカラフルな色使い、毛並みの表現が触ってみたくなるようなリアル感もあります。
  3. けんけんぱをして遊びましょう!いろんなポーズも真似してみると、さらに楽しめそうです。

☆あらすじ

ネコが1匹、片足立ちをして、けんけん、と飛んで進んでいます。

ページをめくると、両足で着地しこちらを向いて、ぱっ、とポーズをとったように立っています。

つぎは犬が仲間入りしました。ネコの後ろに並び、同じように、けんけん…ぱっ!

目を開いて、ちょっと口を開けてこちらを見ています。2匹とも同じポーズをして立っています。

さらにクマも来て、3匹で、けんけん…ぱっ!

今度は全身こちらに向いて、手足を広げて、ぱっ!と3匹一緒にかわいいポーズをとって、息ピッタリです。

ピンクのリスも増えました。

まるで走っているような姿勢で、けん…

ぱぱぱっ!4匹でジャンプ!!

最後に、ゾウも増えて、けんけん…

ぱっ!!!大きくジャ〜ンプ!

表情も笑顔満点!みんなで上手にできました。

☆際立った特徴

ぱっちりお目々の動物たちの、陽気なけんけんぱ遊びです。

見ても、真似して遊んでも楽しい内容です。

クマや犬、ネコの絵もついつい見入ってしまうような毛並み、色合い、顔つきで、可愛いキャラクターのような個性があります。

色鉛筆で細かく描き込まれた絵から、立体感や躍動感を感じ、楽しい気分になってきます。

本の大きさは21㎝×20㎝で、しっかりとしたボードブックとなっています。角が丸くなっていて、中のページもかたい紙になっているので、小さいお子さんもめくりやすく、傷みにくいつくりになっています。

けんけん ぱっ 表紙

☆書店員の感想

●ねこ、犬、クマ…と動物がだんだん増えていき、楽しいけんけんぱをして遊びます。ぱっ、のときにこちらに振り向く顔がなんとも言えず、可愛らしいです。

ねこが2本足で立ち、上手に片足で、けんけん、としています。

片足で立って、さらに手もちょっと横に広げ気味で、可愛いような、面白いようなポーズをとっています。黄色のフチに紫色の目もパッチリ開いて、楽しそうです。

そして、けんけんのときと同じ両手をちょっと開いたポーズで、ぱっと止まり、顔だけこちらを向いてピタッと止まりました。ねこですが、人間のようなひょうきんな立ち方で、絶妙なポージングに感じてきます。

つぎに、黄色の犬も参加してきました。また同じようなポーズをして、けんけん、ぱっ。さっきのポージングしている姿が2つになり、じわりと面白さがこみ上げてくるようです。

くまが増えて、今度は3匹。また同じように、ぱっ、と止まるのかと思いきや、全員で正面を向いて「ぱぱぱ」と止まりました。思っていたのと違う意外性に、さらに興味が湧いてきます。

リスが増えてジャンプ、大きいぞうも2足歩行でけんけん… ぱっ!みんなで大きくジャンプしました!舌も出して、とにかく楽しそうです。

●色鉛筆で描かれていて、立体的な描写とカラフルな色使い、毛並みの表現が触ってみたくなるようなリアル感もあります。

ねこは紫色と、ピンク色、青色を塗り重ねて、毛並みに沿って描かれています。毛もひげも外に向かってシュッとしていて、フサフサした中にも勢いを感じます。

犬は、黄色の体にオレンジ色と茶色が混じったような毛が、毛並みに沿ってふわっと描かれています。ちょっと毛の長い犬種のようです。跳ねたり、けんけんと進むたびに毛がふわふわとして、触りたくなるような質感です。瞳が青色で、真っ赤なお鼻。ちょっと外国の犬のようでオシャレに感じました。

くまは明るめの茶色に、ところどころ焦げ茶色や濃い緑色の毛が混じっているように塗られていて、毛の長さはねこと同じくらいですが、ねこよりギュッと詰まって毛が生えているような印象を受けます。そして、目のフチはピンク色で、瞳は緑色。大きいくまですが、優しい雰囲気を感じます。

リスは、パッと目立つピンク色です。体より大きいしっぽが特徴的で、触るととってもフサフサしていそうです。全体的に色鉛筆で描かれていますが、リスの小さい指一本一本まで細かく描かれています。どの動物も指先まで色をつけていて、肉球も可愛らしく、癒やされる感じがします。

最後に出てくるぞうは、皮膚のゴツゴツしている感じ、さらに頭や耳にちょっと毛が生えているようすもうまく表現されています。緑色で、ちょっと青色も混ざり、爽やかで可愛らしいぞうに思いました。

また、けんけんとしているとき、跳ねる時のそれぞれの動物の足元には、地面の砂が飛んでいるような黄緑色の描写があり、さらに跳ねているような縦長の線も同時に描かれており、躍動感を感じます。ジャンプ!!したり、けん!と地面を力強く蹴っているような感じが伝わってきます。

●けんけんぱをして遊びましょう!いろんなポーズも真似してみると、さらに楽しめそうです。

けんけんぱって楽しい遊びですね。体を使って遊べますし、絵本にあるように、ぱぱぱ、などけんけんとの組み合わせも変えて行ってもでき、遊びの幅は無限大です。

次男は3歳後半で、まだけんけんぱ遊びはしたことがないようですが、片足で立って、けんけんしてみて、というと、けんけん、としていました。自宅や外では、両足ジャンプが今のマイブームのようなので、それでいま鍛えているような感じです。

動物がけんけんぱ遊びをしているのが、まるで人間の姿のようにも見えてきて、なんだかだんだん気になってきます。1匹ずつ増えていくので、「ねこさんだね」、「犬もきたよ」等、動物の名前を覚えることにもつながるように思います。1,2,3匹と順に増えていくので、数を数えたり、1〜5まで覚えたりする学びにもなりそうです。

表紙の、ねこ、犬、くまの3匹のポーズを決めている姿もステキです。写真を撮るときなどのネタの一つにもいいかもしれません。(笑)最後のページの、動物たちがみんなで満面の笑みでジャンプする姿があります。ページをめくった瞬間にワッと楽しい気分になり、読んでいるお子さんもワクワク気持ちが高鳴るように思いました。両手をあげ、足もあげ、舌も出ちゃっていますね。動物たちみたいにジャンプできるかな?と、体を動かすきっかけ作りにも良さそうだなと感じました。裏表紙には、最後のページの動物たちがジャンプしている瞬間の後ろ姿が描かれていて、けんけんぱの裏側を垣間見ているような気分になってきます。

ページが進むにつれ、動物たちの動きがどんどん大きくなる様子に、今度はどんなポーズをするのかな?けんけん、のあとには何が出てくるのかな?なんの動物が増えるかな…等、つぎつぎ読んでいく楽しみが感じられそうです。

子どもさんと絵本を通して、動物たちとのけんけんぱ遊びを楽しんでみてください。

けんけん ぱっ 裏表紙
にむさん
  • にむさん
  • 現在8歳と3歳の男児の育児に奮闘中です。
    兄が弟に絵本の読み聞かせをしてくれることもあり、そこから学ぶことも多い日々です。
    短大で介護の勉強をし、介護福祉士を持っています。