どん どこ どん!

ユーチューブ動画で保育士書店員が詳しく解説しています

赤ちゃんと音で遊べる絵本。音が鳴るお友達が次から次に登場するよ!一緒にセッションしませんか?

☆3つのおすすめポイント

  1. どんどこどん どんどこどん♩ 赤いたいこくんが両手のばちで音を鳴らしながら歩いてきました。道を元気に歩いています。誰かお友達に会えるかな?
  2. 赤いたいこ君・青いラベルのペットボトル君・オレンジのラベルに金の蓋の帽子をかぶったあきビンちゃん・黄色いボタンぼうや・ピンクのスリッパ兄弟・深緑のドラムカン君が登場します。どんな音がするのかな?
  3. くりかえしのリズムが読んでいる赤ちゃんの心もノリノリにしてくれる♩一緒に音を出してセッションしませんか?家の中で音の出る物を探して遊んでみよう!

☆あらすじ

赤いたいこ君・青いラベルのペットボトル君・オレンジのラベルに金の蓋の帽子をかぶったあきビンちゃん・黄色いボタンぼうや・ピンクのスリッパ兄弟・深緑のドラムカン君が登場します。最初はたいこ君だけでしたが、誰かお友達はいないかなー?と歩いて探します。出会ったお友達に「どんな音がするの?」と聞いていくと、みんな自分で元気な音を鳴らして『こんな音だよ』と素敵な音を聞かせて教えてくれます。

どんどんお友達が増えて、パレードみたいに歩きます。最後は一斉に「せーの、どーん!」と大きな音を奏でるのでした。

どん どこ どん!表紙

☆際立った特徴

16cm×16cmのボードブックで、お出かけに持って行きやすいサイズです。そしてページ数は28ページと多く厚紙で頑丈にできているのですが、軽く感じます。お座り頃になれば、赤ちゃんが持てる重さだと思います。角はなく丸みがあって安全に出来ています。

お友達が増えていくにつれて、つぎつぎと音がかさなっていきます。どんな音がなるのかな?と、まずは想像してみるのも楽しいです。くりかえしのリズムに、あかちゃんがノリノリになること、まちがいなし!お家にある物でも音が出せるので、何か見つけて絵本の中のお友達と一緒にセッションしませんか?

☆もっとストーリーを深堀り

どんどこどん どんどこどん♩ 赤いたいこくんが両手のばちで音を鳴らしながら歩いてきました。道を元気に歩いています。誰かお友達に会えるかな?

すると、向こうからペットボトル君がやってきました。両手には同じくバチを持っています。「やあ、ペットボトル君。ペットボトル君はどんな音がなるの?」

すると、ぽんぽこぽん ぽんぽこぽん♩ と音を鳴らして『へい!こんな音さ。』とノリノリです。一緒にいこう!と二人は歩き始めました。誰かお友達はいないかな?

ぽんぽこぽん♩どんどこどん♩ 

しばらく行くと向こうから、頭に蓋の帽子をかぶったあきビンちゃんがやってきました。両手にバチも持っています。「あきビンちゃんは、どんな音が鳴るの?」

すると、きんきんきん きんきんきん♩ と音を鳴らして『はあい!こんな感じよ!』と、鳴らして見せました。

きんきんきん♩ ぽんぽこぽん♩ どんどこどん♩三人は音を元気に鳴らしながら行進して歩きます。誰かお友達がいないかな?

すると、小さなボタンのボタンぼうやがやってきました。小さな体だけど両手にバチを持っています。「やあ、ボタンぼうや。ボタンぼうやは、どんな音がなるの?」

金色のボタンをバチで叩くと、カチカチカチ カチカチカチ♩ と音を鳴らして『ふふふ 聞こえた?』とにっこり笑顔です。4人は誰かお友達がいないかなー?と探して歩きます。元気な音が聞こえますよ。かちかちかち♩ きんきんきん♩ ぽんぽこぽん♩ どんどこどん♩

今度は向こうから、ピンク色のスリッパの兄弟が歩いてきました。一人はバチをもっています。「やあ、スリッパきょうだい。スリッパきょうだいはどんな音がなるの?」すると、バチを持っていない片方のスリッパがクルッと逆さになってスリッパの底を見せ、もう片方のスリッパが底をバチで叩きます。ぱんぱんぱん ぱんぱんぱん♩ 

なんだか色んな音がして、楽しくなってきた一同は、まだまだお友達に会えないかと歩き始めました。ぱんぱんぱん♩ かちかちかち♩ きんきんきん♩ ぽんぽこぽん♩ 

その時です。おっとっと!目の前に大きな物が通せんぼ・・・一同は前に進めません。すると・・・がんがんがん ごんごんがん♩と大きな音を鳴らして笑っているドラムカン君でした。『がはははー』わざとビックリさせたんだね。やんちゃなドラムカン君です。

さあさ、みんなで行列になって行きましょう!もちろん大きく元気に鳴らしてね。

がんがんがん♩ぱんぱんぱん♩ かちかちかち♩ きんきんきん♩ ぽんぽこぽん♩ 

そして、息を合わせたみんなは音を泊めて。そして「せーの・・・」と掛け声を出しました。そして一斉に どーーん!と大きく音を合わせて出したのでした。

☆書店員の感想

赤ちゃん時期は、バチなど持たずに手でポンポンと叩いて鳴らしたり、もしバチに見立てた道具を使うのであれば、保護者の見守りの中楽しんでくださいね。空になった空き箱やティッシュボックスを使ったり、2リットルの空いたペットボトルを使っても楽しめるかもしれません。軽いので弾みで飛んでいかないように気を付けてあげると良いと思います。ちなみにうちの子ども達は、三人とも音を出すのが大好きで、太鼓やトランペットのおもちゃを鳴らしたり、ペットボトルにビーズや水を入れてあげて、振らせてあげてました。中に入れる物を替えると音が変わるので面白いですよ!(※ペットボトルの蓋は子どもが開けられないようにグルグルにテープで巻きました。)

少し大きくなったら、大人と一緒に音の出る物を探してみたり、叩き方を工夫してみるのも面白いですね。(昔よく空きビンの口に息をフーと吹いて笛に見立てて遊びました。そんな風に太鼓以外にも発展していくかもしれませんね!)

音を出す楽しさをお子さんと一緒に味わって、一緒に遊んでみませんか?

どん どこ どん!裏表紙
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。