うんち

これからトイレトレーニングを始めようかな?うんちってなに?と関心を持ち始めた子にピッタリ!うんちについて知るきっかけになります。

☆3つのおすすめポイント

  1. いろんな動物・生き物と、そのうんちが描かれています。動物のうんち、見たことありますか?
  2. うんちをしている動物・生き物たち。そして家族、私達みんな、元気で穏やかな表情をしています。元気なうんちは元気な証拠!
  3. うんちをするのはみんないっしょ。みんな違ううんちだけど、みんなうんちをするよ、あなたも元気なうんちをしているかな?おトイレでうんちをスタートする子に、おすすめです。

☆あらすじ

まず、アリの登場です。小さな体のアリから、小さなうんちが出てきました。

次はゾウです。アリとは正反対の大きな大きな体から、大きなゴロンとしたうんちが。

その次はウサギさん。うさぎのうんちはころころです。うさぎはにこにことしています。

雀のうんちはべちゃべちゃで、金魚は長いです。

カタツムリは食べたもので色が変わるそう。

おだやかな表情をしています。

いろんな生き物と、その生き物がするうんちを順に紹介していきます。

うんち 表紙

☆際立った特徴

うんちだけが真ん中にドンと描かれた表紙が目を引きます。うんちといえばこのかたち、といった感じです。けれど、顔が描かれてなんとなく親しみのある印象です。

中のタイトルが描かれたページにも同じうんちが登場するのですが、今度は恥ずかしそうに両手で顔を隠していて、ちょっぴり可愛らしいです。

うんちも、登場してくる動物たちも、いもとようこさんが描かれたふんわり優しい姿で、うんちのお話ですが、みんな明るい穏やかな表情をしています。

本の大きさは18㎝四方となっていて、小さいお子さんでも持ちやすく、めくりやすいです。

☆書店員の感想

●いろんな動物・生き物と、うんちが描かれています。動物のうんち、見たことありますか?

アリのうんちって見たことありますか?

体が小さいので、小さいうんちかなとは思いましたが、アリもきちんと排泄していることに、なんとなく感心しました。体の大小に関係なく、みんなそういった機能は携えているんですね。

次のゾウのうんちはやはり大きいです。ゾウは体が大きい分、たくさん食べるのですね。出すものも自然と大きくなります。

うさぎのうんちはころころです。昔、私の(山奥の)実家では、冬、雪の上にうさぎのうんちが転がっているところをよく見かけました。うさぎ特有のかたち、大きさでしょうか。やはり同じようにコロコロとしていたのを覚えています。

すずめは他の鳥のようにべちゃっとしていますね。金魚は長いです。

カタツムリは初めて知りましたが、人参を食べると赤いうんち、葉っぱを食べると緑のうんちになるそうです。食べたものでここまで色が変わるとは驚きで、新たな発見になりました。

あおむしは、葉っぱを食べますが、黒いうんちです。猫も、犬もうんちしますね。

動物たちは人間と違うものを食べ、生活習慣も体のつくりも違うので、うんちも違って当たり前ですね。

そして、みんなどうしてもにおいます。

人間もみんな同じです。栄養摂取と吸収、排泄は切っても切り離せない大切な関係、人間の生命活動ですね。

●うんちをしている動物・生き物たち。そして家族、私達みんな、元気で穏やかな表情をしています。元気なうんちは元気な証拠!

いもとようこさんの温かみのある絵に、どのページもほっこりします。

うんち、ってどうしても敬遠されがちですが、本当はとても大切なもの。いもとさんの絵で描かれると、違和感なく受け入れられるのが不思議です。

そして、どの生き物も立体的です。アリもゾウもうさぎもまるで浮き出ているような感覚になります。金魚も、すいすい水の中で気持ちよさそうです。

いもとようこさんの絵は、和紙の切り絵に着色する技法で作られているそうで、猫や犬のふわっとした毛並みが表されています。あおむしの葉っぱの細かいギザギザ模様も細かく作られていて、丁寧な手法・技を感じます。

うんちも少し毛羽立っているようなものもあり、リアルな感じがしました。

うんち 裏表紙

●うんちをするのはみんないっしょ。みんな違ううんちだけど、みんなうんちをするよ、あなたも元気なうんちをしているかな?おトイレでうんちをスタートする子に、おすすめです。

そして、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなみんなうんちをします。

体の機能って、とてもうまく作られていますね。食べて栄養を吸収し、体に不必要なものを排出する、それがうんちです。

うんちが健康のバロメーターにもなるんですね。2年生の息子は、うんちについてちょっと勉強したらしく、ある日からうんちがでたあとは「今日も健康なうんちやったわ」と教えてくれるようになりました。(笑)息子によると、バナナのようなやわらかさで、水に沈むうんちが元気なうんちだそうです。それを聞いてから、私もチェックするのが習慣になりました。(笑)

体調が悪くて下したりするときもありますもんね。

本にも、元気な子は元気なうんちをする、と書かれています。

子どもにとっては、うんちって何?と、不思議な存在かもしれませんね。

この本を通して、うんちはみんなするんだよ、元気なうんちをするのは元気な証拠、とお話してあげるのもいいかもしれません。トイレでうんちをするのをためらっていた子も、もしかしたらはじめの一歩が踏み出せるようになるかもしれないと思いました。

にむさん
  • にむさん
  • 現在4年生と年長の男の子、1歳の娘の育児に奮闘中です。
    兄が弟に、さらに最近では弟が妹に絵本の読み聞かせをしてくれるようになりました。子どもたちの姿から学ぶことも多い日々です。
    短大で介護の勉強をし、介護福祉士の資格を持っています。