おひるのアヒル

ユーチューブ動画で保育士書店員が紹介しています

ダジャレや言葉遊びなど、興味が出始める3歳頃にピッタリ!一文字変えただけであら不思議!面白くてクスッと笑える言葉に変身します!

☆際立った特徴

  • 作詞・作曲もこなす中川ひろたかさんと、イラスト・エッセイでもおなじみの村上康成さんの、人気のコンビ作。
  • 言葉を一文字変えて、違った意味の言葉に。
  • ダジャレのようでもある。不思議で自由で楽しい言葉が11種類。日本語って面白い!
  • 絵から、これはどういうストーリーなのか考えてみよう!
  • 「わははは!ことばあそびブック シリーズ」全6冊の中の1冊。

☆声掛けのポイント

  • 始め耳で言葉を聞いて、この言葉の意味がピンッときていない場合は、「ラッコにだっこ」だったら「ラッコを女の子が抱っこしているね。だからラッコにだっこなんだね」と、説明すると、少しずつ理解出来てきます。理解できてきたら、解説はいりませんよ。
  • この後どうなるのかな?親子・兄弟で想像を楽しみましょう!
  • 本書の言葉を口に出して真似して楽しむだけでなく、次は自分で見ける楽しみ方にも発展していきます。親子で「わはは!」と笑える言葉を探してみませんか
おひるのアヒル 表紙

☆あらすじと書店員の感想

言葉を1字変えただけで違う意味を持ちます。では、その2つの言葉を合体させたらどうなるでしょう?違った意味の言葉を合体したのに、ちゃんと意味を持つ文章に成立してしまいます。言葉の自由さ、不思議さ、面白さを感じます。

「あひる」を1文字変えたら「おひる」になります。全く意味の違った言葉になるのに、「おひるのアヒル」と合体させたら、『アヒルがいるんだな。遊んでいるのかな?きっとそれはお昼頃なんだろうな』と想像できてしまいます。

不思議ですね!

次に登場したの言葉は「ラッコ」です。一文字変えたら「だっこ」になります。『誰かが、ラッコを抱っこしたんだな。お母さんラッコかな?』など。

”言葉の面白さ”、どうしてこんな想像ができてしまうんだろう?という不思議さ。

自分で考えて、自由に変化し合体させて、さらに面白いと感じる言葉に出来るなんて、とても日本語って魅力がありますね!

合体した言葉にとっても愉快で楽しい絵が加わって、素敵な物語が始まります!そして、この後どうなるんだろう?と、想像も膨らんでいきます。

言葉をさらにイメージしやすいように、絵が描かれているのですが、言葉だけでは足りなかった情報が加わります。そしてどの言葉・絵からも素敵な物語を想像させます。

例えば、ダチョウアチョウとあります。どこで区切っていいか、よく見ないと分からないかもしれませんね。ここで描かれている絵は、筋肉質で太い足を持つダチョウが、キック一撃でライオンを蹴り飛ばしてている場面を描いています。

「ダチョウ」と「アチョウ」の間にダチョウの体を描いています。「ダチョウ」という言葉を一文字変えたんだなと、すぐに理解しることが出来るし、『なるほど、襲われそうになったダチョウが、キックしてライオンを撃退したんな』と想像が出来ます。

だいくにマイクは、どうでしょう?大工さんがマイクを持っているのかな?と想像がつきます。

ここで描かれている絵は、大工さんが建設中の家の屋根に上がって、片手にノコギリ、片手にマイクを持っています。歌が大好きな大工さんなのでしょう。ついつい仕事を忘れちゃって歌っています。高い場所で、ノビノビ歌う事が出来て、なんだか気持ちも良さそうです。

このように、言葉に絵が加わるだけで、言葉から感じるイメージと、目から入る情景で、もっと想像が膨らみました。ストーリーは、自分で自由に考えることが出来ます。それもまた面白さですね。

本書の言葉を口に出して真似して楽しむだけでなく、次は自分で見ける楽しみ方にも発展していきます。親子で「わはは!」と笑える言葉を探してみませんか

本書の中には、11種類の言葉を描いています。どれも口に出して真似したくなる言葉ばかり!ダジャレやギャグが大好きな子ども達には、きっと魅力的な言葉が詰まっています。

最初は面白くて真似をする事から始まり、次は、自分でも言葉を考えたり、見つける事にも発展していくかもしれません。

子どもの頃、「ふとんがふっとんだ!」「おめでたい!」と言って、友達と笑った思い出のある私は、言葉遊びの楽しさを、ぜひ子ども達にも知ってほしいと思いました。

「わはははっ!」と笑顔になれる言葉の魅力がいっぱい詰まった一冊でした。

おひるのアヒル 裏表紙

よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。