たまごがあるよ

ユーチューブ動画で保育士書店員が詳しく解説しています

卵をトントンと触りたくなる参加型の絵本です!どんな子が生まれるかな?と想像を膨らませる楽しみましょう!0・1歳の読み聞かせにピッタリ!色に興味が出始めた頃にもオススメです!

☆際立った特徴

  • 大きな卵から小さな卵、真っ白から七色の卵まで、さまざまな卵が登場します。
  • コンコンしたり撫でたりと、参加型の絵本です。
  • 殻がパリッパリッと割れて、赤ちゃん鳥さんの可愛い顔が、殻の中からこちらを覗きます。
  • 七色の鳥さんが登場するので、色に興味が出始めた子にもピッタリです!
  • 成長に合わせた3部作中の最初の1冊目。(①最初に読むなら「たまごがあるよ」②かず・色に触れる「とりがいるよ」③お友達が気になりだしたら「いっしょにするよ」

参考文献 【KUMONがうた・読み聞かせを応援ミーテ】作者 風木一人さんインタビュー「大好き!と思えるものを絵本の題材に」

☆声掛けのポイント

  • 「鳥さんが生まれたね!」と誕生の喜びを感じたり、「どんな子が生まれるかなー?」と想像を膨らませながら楽しみましょう!
  • 七色の鳥さんが登場するので、色に興味が出始めた子にもピッタリ!「何色が好き?」「赤って言うんだよ」と好みを聞いたり、色の名前も教えてあげる事も出来ます!
  • 「トントンしてみる?」「なでなでしてごらん」とお子さんを誘って。怖がっていたら一緒に!
たまごがあるよ 表紙

☆ピックアップポイント

  1. 様々なサイズや形の卵が登場します。読者がトントンとすると、殻にヒビが入って割れます。次々に登場する卵を、子ども達も自然とトントンしたくなる、参加型の絵本。
  2. どんな子が生まれるかな?と親子で想像を膨らませながらトントンしましょう!可愛い鳥さんが「ピヨッ」と誕生します!思わず「可愛いねー!」となでなでしたくなるキュートな鳥さんです。
  3. 背景に卵だけが描かれています。貢をめくるとその卵が割れる変化を楽しむシンプルなデザインです。赤ちゃんでも目移りすることなく、しっかり焦点を合わせて変化を楽しむ事ができます!

☆あらすじと書店員の感想

様々なサイズや形の卵が登場します。読者がトントンとすると、殻にヒビが入って割れます。次々に登場する卵を、子ども達も自然とトントンしたくなる、参加型の絵本。

一般的にスーパーで売られている卵に比べるとやや小さいのですが、白い卵が登場します。

その卵にも差があって、もっと小さな卵から2倍ほどの大きな卵、長細い卵まで様々に登場します。そんな卵を対して、「トントンとたたいてごらん!」と語りかけます。

きっと自然とお子さんの手が卵の上にきて、”トントン”とノックすることでしょう!

優しくトントンしたり、大きめにドンドンしたり、トントンできなくてモジモジしちゃったり、叩き方もお子さんの個性が出るかもしれませんね!そんな所も含めて、お子さんと楽しむ事ができる参加型の絵本です。

どんな子が生まれるかな?と親子で想像を膨らませながらトントンしましょう!可愛い鳥さんが「ピヨッ」と誕生します!思わず「可愛いねー!」となでなでしたくなるキュートな鳥さんです。

さあ、どんな子が殻を割って出てきてくれるのかな?想像が膨らむのではないでしょうか。そして自分がトントンと叩くのに合わせて、卵が割れるという面白さと、生まれてくれたことに対する感動があるのではないでしょうか。次はどんな子が生まれるんだろう?と子ども達の心はウキウキワクワク!想像を膨らませて、親子で兄弟で話し合ってみてはいかがでしょうか?そして、生まれてくる鳥ちゃんの表情の可愛らしいこと♪

想像と違ったとしても、「可愛いねー!」となでなでしたくなります。

「ピヨッピヨッ」 きっと可愛い鳥ちゃんの虜になっちゃいます!

たまごがあるよ 裏表紙

背景に卵だけが描かれています。貢をめくるとその卵が割れる変化を楽しむシンプルなデザインです。赤ちゃんでも目移りすることなく、しっかり焦点を合わせて変化を楽しむ事ができます!

卵の登場から、卵が割れて中から鳥ちゃんが生まれるまで、卵の場所、背景の色が変わりません。卵の変化と鳥ちゃんの誕生にピックアップしたデザインなので、0歳頃の幼いお子さんも、他に目移りすることなく、その変化と誕生を楽しむことが出来るでしょう。目線が読んでいる保護者の方と一緒だからこそ、反応を見たり、語りかけもしやすいと思います。

お子さんと会話を楽しみながら、一緒に卵をトントンと楽しみませんか?

角川書店ブックチャンネル 「大よろこびで、たまごをとんとん♪ 絵本『たまごがあるよ』読み聞かせ動画」
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。