『アルツハイマー型認知症』と『レビー小体型認知症』の決定的な違いは?認知症は物忘れだけじゃない!【介護福祉士 試験合格】

『アルツハイマー型認知症』と『レビー小体型認知症』の決定的な違いは?認知症は物忘れだけじゃない!【介護福祉士 試験合格】

2026年4月21日
エマ
エマ

カイゴちゃん、最近うちのおじいちゃん、少し様子がおかしい時があるんです。これって、もしかして認知症なのかな…?認知症って、やっぱり『物忘れ』から始まるんですよね?

カイゴちゃん
カイゴちゃん

エマさん、心配だよね。実はね、認知症=必ず物忘れから始まる、というわけではないんだよ!認知症にはいくつか種類があって、種類によって『初期症状(始まりのサイン)』が全く違うんだよ。

エマ
エマ

えっ、そうなの!?全部同じだと思ってました…!

カイゴちゃん
カイゴちゃん

今日は、特に代表的な2つの認知症、『アルツハイマー型認知症』『レビー小体型認知症』の違いについて、一緒に勉強していきましょう!

アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の違いを尋ねるタイトルスライド。「初期症状」が「物忘れ」か「幻視」かに注目するという見出しと、カイゴちゃんとエマのイラスト。

アルツハイマー型認知症の始まり方

カイゴちゃん
カイゴちゃん

まず一つ目は、一番よく知られている『アルツハイマー型認知症』です。エマさんがイメージしている『物忘れ』は、まさにこのタイプだね。

アルツハイマー型認知症の特徴を解説するスライド。最近の出来事を忘れる「記憶障害」がメインであるという説明と、空のお茶碗を前に「ごはんまだ?」と尋ねるおばあちゃんのイラスト。
エマ
エマ

あ、イラストのおばあちゃん、『さっき食べたよー!』って言われてるのに『ご飯まだ?』って聞いてる!

カイゴちゃん
カイゴちゃん

そうそう。アルツハイマー型の最大の特徴は、ついさっきの出来事や、ご飯を食べたこと自体をスッポリ忘れてしまう『記憶障害』なんだ。ただ、初期の段階では、体は元気によく動くことが多いのがポイントだよ。

レビー小体型認知症の始まり方

エマ
エマ

じゃあ、もう一つの『レビー小体型認知症』はどう違うの?

カイゴちゃん
カイゴちゃん

レビー小体型認知症は、初期の頃は記憶が比較的しっかりしていることが多いんだ。その代わり、全く違う症状が現れるの。

レビー小体型認知症の特徴を解説するスライド。リアルな「幻視」や「体の動かしにくさ」が特徴であるという説明と、虫や子供の幻視が見えて震えているおじいちゃんのイラスト。
エマ
エマ

えっ!?『虫がいる』とか『知らない子供がいる』って…本当に見えちゃうの?

カイゴちゃん
カイゴちゃん

うん。実際にはないものがハッキリと見えることを『幻視(げんし)』と言うんだ。これがレビー小体型認知症の大きな特徴!さらに、手が震えたり歩幅が狭くなったりする『パーキンソン症状(体の動かしにくさ)』が出やすいのも、アルツハイマー型認知症との大きな違いだね。

試験に出る!重要キーワードセット

カイゴちゃん
カイゴちゃん

この2つの違いを、試験対策用のキーワードとしてまとめたのがこちら!

2つの認知症のキーワード比較スライド。アルツハイマー型は「記憶障害」「見当識障害」「取り繕い反応」、レビー小体型は「幻視」「パーキンソン症状」「認知機能の変動」。共通のケアポイントとして頭ごなしの否定はNGと記載されている。
エマ
エマ

アルツハイマー型認知症は『記憶』や『時間・場所』がわからなくなることがメインで、レビー小体型認知症は『幻視』や『体の動き』に特徴が出るんだね。すごく分かりやすい!

カイゴちゃん
カイゴちゃん

そして、スライドの一番下を見てみて。どちらの認知症にも共通する、一番大切なケアのポイントが書いてあるよ。

エマ
エマ

えーっと…『どちらも頭ごなしの「否定・怒る」は絶対にNG!本人の不安に寄り添う声掛けを。』…なるほど!

実践クイズ!こんな時、どう声をかける?

カイゴちゃん
カイゴちゃん

じゃあエマさん、ここで学んだことを活かして、おさらいクイズに挑戦してみよう!

適切なケアを問うクイズの問題スライド。「知らない子供が座っている!」と怯える利用者さんに対して、「現実を伝えて安心させる」か「否定せずに寄り添う」かの2択が提示されている。
エマ
エマ

うーん…。『知らない子供がいる!』って怯えているんだよね。私には見えないから、つい『誰もいないよ!』ってAの対応をしてしまいそうだけど…さっき『否定はNG』って書いてあったから…正解はB!!

クイズの正解スライド。正解は「怖かったですねと本人の見えている世界を否定せずに寄り添う」こと。頭ごなしの否定は強い不安を与えるという解説と、正解の丸札を挙げるカイゴちゃんのイラスト。
カイゴちゃん
カイゴちゃん

大正解!!バッチリ、その調子!

エマ
エマ

やったー!でも、どうして『誰もいないよ』って現実を教えちゃダメなの?

カイゴちゃん
カイゴちゃん

健康な私たちには見えなくても、ご本人にとっては『本当にそこにいる(見えている)』という現実を生きているからなんだ。そこで頭ごなしに否定されると、『嘘つき扱いされた』『誰もわかってくれない』と、強い恐怖や孤独感を感じてしまうんだよ。

エマ
エマ

そっか…。見えているご本人が一番怖くて不安なんだね。

カイゴちゃん
カイゴちゃん

その通り!だから、『(私には見えないけれど)〇〇さんには見えていて、怖かったんですね』と、まずはその恐怖を受け止めて寄り添うことが、一番の安心に繋がるんだよ。

エンディングのスライド。「初期症状が物忘れか幻視かで対応が変わる」と笑顔で確認し合うカイゴちゃんとエマのイラストと、「一緒に覚えていきましょう!」というメッセージ。
エマ
エマ

『物忘れ』か『幻視』か。初期の症状がどちらなのかで、私たちの対応や声のかけ方も変わってくるんだね。すごく勉強になりました!

カイゴちゃん
カイゴちゃん

病気の特徴を知ることは、ご本人への優しさに繋がります。介護は大変なことも多いけれど、一人で抱え込まずに、正しい知識を味方につけて一緒に歩んでいきましょうね!

⬇️動画で復習する