
エマちゃん、突然ですがここでクイズです!介護の基本用語『ADL』ですが……『ご飯を食べる』と『ご飯を作る』、ADLはどっちでしょうか?


えっ!?食べるのも作るのも、どっちも毎日の動きだよね。うーん……『ご飯を作る』ほうかな?

ふふふ。正解は……


『ご飯を食べる』ことでした!今日は意外と間違えやすいこの『ADL』と『IADL』の違いを、イラストでスッキリ解説していくよ!

そっかー!試験勉強はもちろんだけど、家族の介護が気になり始めた方にも役立つ知識になりそうだね!
1.ADL(基本的日常生活動作)とは?


まずは『ADL(エー・ディー・エル)』から。これは、自分の『身体一つ』でできる基本の動きのことだよ。

基本の動きっていうと、朝起きてから夜寝るまでの動きってこと?

その通り!生きていく上で欠かせない、毎日繰り返す基本動作のことで、自立した生活を送るための『土台』になる部分なんだ。


試験によく出るキーワードはこちら!
- 食事(Eating):噛んで飲み込むだけでなく、姿勢の維持も含まれるよ。
- 排泄(Toileting):トイレまでの移動や、ズボンの上げ下ろしもポイント。
- 入浴(Bathing):身体を洗う動作や、浴槽を「またぐ」動作のこと。

なるほど!この3つは、介護の『三大介助』と呼ばれるくらい大事な動きだよね。
2.IADL(手段的日常生活動作)とは?


次は『IADL(アイ・エー・ディー・エル)』だよ。最大の特徴は『道具』や『頭』を使う複雑な動きということ!

道具や頭を使う……?たしかに、さっきの『ご飯を作る』は、包丁を使ったり手順を考えたりするから複雑だね!

そうだね。
続けて、IADLの重要キーワードはこの3つ!

- 調理(Cooking):献立を考える、火の始末をするなどの「頭の働き」が必要。
- 金銭管理(Money Management):お財布から小銭を出して計算する複雑な動作。
- 服薬管理(Medication Management):飲むタイミングの判断や、薬をシートから出す動作も含まれるよ。

ADLよりも、一歩進んだ生活の動きっていうイメージだね!
3.【重要】見逃さないで!気づきのサイン


エマちゃん、ここからが今日一番大事なポイント!高齢化や認知症が進むとき、実は『IADL(複雑な動き)』から先にできなくなってくることが多いんだ。
- 最近、お母さんの作る料理の味が変わった……
- レジで小銭の計算が苦手になったみたい……

こういった日常の小さな変化は、大切な『SOSのサイン』かもしれないんだよ。

そっか!『最近、歩くのが遅くなった(ADLの低下)』よりも前に、『料理や買い物の様子(IADL)』に衰えのサインが隠れているんだね。家族や身近な人がここを見逃さないことが大切なんだ!
4.【おさらいクイズ】国家試験にも出るひっかけ問題!


それでは最後に、今日のおさらいクイズ!介護福祉士の試験でもよく出る『ひっかけ問題』だよ。

えっ!?『道具を使うのはIADL』ってさっき言ってたのに!全部道具を使ってるよ〜!うーん、強いて言えば……『B』かな?
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大正解!洗濯機や電話は『外の環境』に対する道具だけど、杖や車椅子は『自分の身体の一部(サポート)』として考えるんだ。だから、基本のADLに含まれるんだよ!

なるほど〜!『道具=絶対IADL』って丸暗記してたら、試験でひっかかっちゃうところだった!
【まとめ】


今日はADLとIADLの違いについて仕分けしてみたけど、どうだった?

すごくスッキリした!試験のひっかけポイントも分かったし、何より『IADLから先にできなくなる』っていう家族目線のサインを知れてよかったよ。

日々の小さな変化に気づくことが、一番のサポートに繋がるからね。これからも、焦らず少しずつ一緒に覚えていきましょう!

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