あかちゃんのあそびえほん④ひとりで うんち できるかな
トイレトレーニング前の子にピッタリ!まずは興味を持つところから始めましょう!親子で一緒に絵本で物語を楽しむ所からスタート♩
☆際立った特徴
- あかちゃんのあそび絵本シリーズ15作中の1冊。
- オリジナル版とボードブック版あり。
- 全てのページがめくれるしかけ。
- 「一人でトイレ(うんち)」を応援。
- トイレに座る所から、最後にパンツをはく所まで。
- 保護者へ向けたトイレトレーニングの心得も添えてあります。焦らずいきましょう♩
☆読み聞かせのポイント
- お友達がおまるでウンチをするよ。「頑張れー!」応援しましょう。出たら、「良かったね」と誉めてあげてね。
- 大きいうんち・小さなコロコロのうんち、おしっこだけの子もいるよ。みんな上手だね!見比べて楽しんでも◎
- ウンチが出たらお尻を拭くんだね。など、一連の動作を見て学ぶのも◎
★あかちゃんのあそび絵本 特設サイト
☆あらすじと書店員の感想
みんなおまるに座って何しているのかな?うーん、うーんと力を入れているよ。しかけページになっているので、どんなウンチしているのかな?と楽しみながらページをめくりましょう!
最初のページをめくると、ミケが頭を下げているような絵になってます。頭を下げているので顔が見えず、頭の後ろや背中が見えます。
そんな中、「うーん、うーん」と力を入れているような頑張っている声がします。どうしたのかな?何をしているのかな?
ミケの頭部分が側面にそって、くり抜いたようなページになっていて、その仕掛けを上にめくるとミケが上半身を起した絵に変化します。ミケがまずどこに座っていたかが見えます。おまるに座っていて、中にはウンチが見えます。ミケはニコニコ笑顔で「ウンチが出てスッキリしたー!」と言わんばかりの表情を見せてくれます。
そうか、ウンチしていたんだね。しかもとっても良いうんちだね。良かったね!と、安心します。
その後も、ことりのピイちゃん、子犬のコロ、かいじゅうさん、ゆうちゃんと同じようにウンチをしている様子が続いていきます。
小さなうんちをする子、大き過ぎおまるが見えなくなる子、おしっこしか出ない子など、様々な様子が描かれています。「良かったね。スッキリしたんだね。」と、声を掛けて読み進めてみてくださいね。
上手に排泄できている事を一緒に喜びましょう。「上手にできたね。ピイちゃんスッキリしたね。気持ちいいね。」トイレトレーニングの前段階で、読むのがオススメです。いつか、『自分も座ってみようかな』に繋がるかもしれません。
排泄する事は生き物にとって無くてはならない大切な事です。排泄する事って気持ちがよくてすっきりする事だよねという事を、絵本を通してぜひお子さんと共感しましょう。
そして、おまるやトイレに座ることはオムツ離れの第一歩です。
本書の中では、おまるやトイレに座ったお友達が描かれています。ウンチが出来た子もいれば、おしっこだけの子もいますが、ぜーんぶ花丸だと思いました。座ったことがだけでも花丸で、うーんと力を入れれたことが更に花丸なのです。
そんな花丸なんだよってことをお子さんと共感していくうちに、『自分も座ってみようかな』という意欲に繋がるのではないかと思いました。
ウンチが出たらお尻を拭くんだね。など、一連の動作を見て学ぶのも◎
ミケ・コロ・かいじゅうさん・ピイちゃんはおまるでウンチをします。ゆうちゃんは洋式トイレでウンチをします。ゆうちゃんはその後も、お尻をペーパーで拭いたり、お水を流す所も描かれてます。その後には全員揃って手をきれいに洗い「スッキリさっぱりしたね!良い気持ちだね。」と、みんなで喜びます。
トイレに興味が出始めたお子さんには、トイレの一連の流れを伝える時に役立つと思いました。排泄して手を洗うまでが大切な流れですね。
さあ、最後はゆうちゃんパンツをはきますよ。上手にパンツをはけました、スゴイね♩
- 作品名:あかちゃんのあそびえほん④ひとりで うんち できるかな
- 著者名:木村裕一[オフィシャルホームページ]
- 出版社:偕成社