あかちゃん ごきげん きらきら

あかちゃん ごきげん きらきら 表紙

お座り頃の赤ちゃんにピッタリ!赤ちゃんと一緒に遊べる夜空の絵本★

☆3つのおすすめポイント

  1. 金色・白・黒の三色で描かれた夜空。星や丸の形が色が変わったり、大きくなったり数が増えたり、キラキラ輝いたりと変化を楽しむ絵本です。
  2. 大人の声掛けで、もっとワクワクする絵本になりますよ!赤ちゃんに沢山話しかけて見せてあげましょう!
  3. ”赤ちゃんは金色が大好き”という研究結果をもとに作られた絵本です。16cmの正方形で赤ちゃんでも持ちやすい大きさです。

☆あらすじ

黒い空に白い可愛い笑顔の星がいるよ。キラキラ

大きくなって金色になっちゃった!! キラー!

ぱっ ぱっ ぱっ 白い小さな星がページいっぱいに広がってるよ

ちか ちか ちか 小さな星が金色に変わったね!ピカピカに輝いたよ

すやすや 白いボールみたいな丸ちゃんが 眠っているよ。

ぽんっ!ぽぽぽんっ! 目が覚めたら大きくなって金色に変身!金色の丸のお友達も周りに集まってきたね。

今度は白い星と丸い形が地面からニョーと伸びているよ!何が始まるかな?「よーい」

「どんっ!」金色になってスタートダッシュ!!上空まで競争だ!がんばれー!

最後は、白の星が左下に、白の丸が右上に、ぽーんと飛ばされたみたいにやってきたよ。

どうなるかなー??金色になって ぐるぐるぐるー!! 大きな渦をまいて遊んでる♬

☆際立った特徴

赤ちゃんラボ・中央大学山口真美教授の研究により、生後7〜8ヶ月の赤ちゃんは光沢感のあるキラキラした金色を好むことが分かったそうです。この絵本は赤ちゃんの好む金色と、コントラストの強い白と黒での三色だけで描かれています。

白から金色に色が変わったり、小さな丸が大きくなったり複数に増えたり、変化を楽める絵本です。

16cmの正方形の絵本です。7〜8ヶ月の赤ちゃんでも自分で持つことが出来るサイズで、1枚1枚に厚みがあり、赤ちゃんでもめくりやすく出来ています。

(ねんねした赤ちゃんに仰向けで見せる場合は、保護者が支えてあげると良いでしょう。)

☆書店員の感想

黒の夜空に、まずは白い星や丸の形が登場します。それが頁をめくると金色になって変化しますよ。赤ちゃんが一人でも頁をめくって、行ったり来たりして絵を楽しむことも出来ますし、一緒に読んでいる大人が「どうなるかなー?」とお子さんに声をかけてあげると、ワクワクした気持ちで頁をめくってくれるでしょう。また、金色は左右に本をゆらゆら揺らすと。部屋の照明が反射してキラッと光ります。金色の部分に自分がうっすらと鏡のように映るので、そこに気づける頃になると、更に楽しみ方が増えて楽しめます。

「よーい どんっ!」「きらきら きらー!」など擬音語がほとんどな分、生後7・8ヶ月の赤ちゃんでも、理解しやすく、楽しめるように思います。喃語がどんどん増える頃なので、「ばぁー」や「ぱっぱっ」など、言葉を真似するようにもなるかもしれませんね。短い文章の中に、保護者が子どもの様子を見ながら、その時の気分で声掛けを増やしてあげられるのも、赤ちゃん絵本の良い所だと思います。「〇〇ちゃん、星さんがニッコリ笑ってるねー」「小さい丸ちゃんねんねしてるね、どうなるかなー?キラキラーと光るかなー?」など、絵本のセリフ以外にも、保護者が感じたことをそのまま子どもにも伝えることで、共感したり、ワクワクしたり、沢山コミニュケーションがとれることでしょう。そんな言葉のやり取りが、赤ちゃんにはとっても楽しい絵本タイムになるのではないでしょう。

  • 作品名:あかちゃん ごきげん きらきら
  • 著者名:新井洋行
  • 出版社:くもん出版
あかちゃん ごきげん きらきら 裏表紙

よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。