いっしょにあそぼ あかあかくろくろ

ファーストックにピッタリ!赤ちゃんも注目しやすいように工夫がたっぷり!赤と黒と白の絵本です★

☆特徴

  • 厚みのあるボードブック。
  • 見開き12ページ。
  • 赤・白・黒を中心に描かれている。
  • 赤ちゃんが注目しやすい工夫(色んなものに目と口がついている)がある。
  • ストーリーではなく、1ページずつの読み切り。
  • どのページから読み始めても良い。
  • 穴あきの仕掛けあり。
  • 指で辿って遊ぶこともできる。
いっしょにあそぼ あかあかくろくろ 表紙

☆関連書籍

赤ちゃん向けの大人気絵本シリーズ「いっしょにあそぼ」には、

『しましまぐるぐる』『まるまる ぽぽぽん』『あかあかくろくろ』『ぶんぶんきいろ』『けろけろみどり』『みかんオレンジ』『どうぶつのあかちゃん かお』など・・・があります。シリーズの各作品情報はこちら★

☆読み聞かせのポイント

  • 赤ちゃんのペースに合わせて読んであげると良いと思います。1ページ目から読んでもいいし、赤ちゃんが開いたページだけ読んであげても◎赤ちゃんの興味や集中する時間に合わせるのが良いと思います。
  • 長く線が伸びるように描いているページもあるので、指を持ってあげて辿るようにして読むのも面白いですよ。
  • 穴あきのページもあるので、穴から覗いたり触って穴を楽しむのも◎。

☆書店員の感想

赤ちゃんが自分で開いたりめくったりしやすいボードブック。おススメの理由は、厚みがあって丈夫だからという理由だけではありません。

1ページ目を左側に傾けると右側のページが少し立ち上がるので、指先のまだ不自由な赤ちゃんでも手の平全体で次のページを左にめくることが出来ます。この繰り返しで、左にめくると右の次のページが立ち上がる構造になっているので、お子さんが興味・集中が続く限り、次々とページをめくり一人で遊ぶことが出来ます。

しかし、0歳児の赤ちゃんの集中力は長くは続きません。本書は見開きで12ページあるので途中であきてしまうかもしれませんね。しかし、本書の良い所は、1ページずつ読み切りになっていることです。どのページから読んでもいいし、途中でやめても大丈夫です。

保護者はきっと最後まで読みたい気分になるかもしれませんが、お子さんのペースに合わせて読んであげたり、1人遊びを見守ってあげるのがおススメですよ★

わずかな時間でも本書を読んでいる間は、目でしっかりと読み・遊んでくれると思います。

本書にはその為の工夫がたっぷり詰まっています!

いっしょにあそぼ あかあかくろくろ 裏表紙

白・黒・赤の強い配色のコントラストは生後半年ほどの赤ちゃんでも注目しやすい!

本書の最大の特徴はこの3色を最大限に使用しているという事です。てんとう虫の中に黄色があったり、青虫を黄緑色で描いている部分もありますが、ほぼ赤と黒と白色だけです。登場するキャラクターに目が描いてあることも特徴の1つです。目と口がある事で更に赤ちゃんも注目しやすいということです。

さらに、「リンゴ君がニッコリ笑っているね。ご挨拶して嬉しいんだね。」「雪が降ったら雪だるま作ろうね」など、保護者が注目してほしい場所に指をさして、お話してあげると、赤ちゃんの目もそちらに向いてくれることでしょう。

よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。