あめあめ ぱらん

あめあめ ぱらん 表紙

☆梅雨時期にピッタリ!

☆3つのおすすめポイント

  1. 子どもの純粋さが、とても伝わります。
  2. 雨の日に、外にお散歩に行った気分になります。
  3. 言葉遊びを楽しめる絵本。

☆書店員のレビュー

子どもと雨のひとときを描いた絵本です。主人公の子が雨降りの中、黄色い傘と黄色の帽子、黄色のレインコートを着て、雨の散歩を楽しみます。

「あめあめぱらん」の題名のように、ザーザー雨というよりも、きっともうすぐ晴れるような、優しい雨なのかな?”あめぱらん”から言葉遊びを始めます。

ことば一つ一つが、とても可愛らしいです。

雨粒ひとつひとつが色鮮やかで、主人公の心を物語っているのでしょうね。

子どもの純粋に雨を楽しめる世界観が、子供らしくまた羨ましくも感じました。

きっと、雨の日のお散歩は、晴れている日には気づかない”良さ”があるのでしょうね。

子供の頃、レインコートを着て、長靴で一人で冒険したことを思い出します。

近くの公園でしたが、雨の日の楽しさがよみがえりました。

作中の、雨上がりの空からのプレゼント・・・とてもきれいです。

  • 作品名:あめあめ ぱらん
  • 文:木坂涼 絵:松成真理子
  • 出版社:のら書店
あめあめ ぱらん 裏表紙
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。