あめあめ ぱらん
2020年7月20日
2020年8月13日
☆梅雨時期にピッタリ!
☆3つのおすすめポイント
- 子どもの純粋さが、とても伝わります。
- 雨の日に、外にお散歩に行った気分になります。
- 言葉遊びを楽しめる絵本。
☆書店員のレビュー
子どもと雨のひとときを描いた絵本です。主人公の子が雨降りの中、黄色い傘と黄色の帽子、黄色のレインコートを着て、雨の散歩を楽しみます。
「あめあめぱらん」の題名のように、ザーザー雨というよりも、きっともうすぐ晴れるような、優しい雨なのかな?”あめぱらん”から言葉遊びを始めます。
ことば一つ一つが、とても可愛らしいです。
雨粒ひとつひとつが色鮮やかで、主人公の心を物語っているのでしょうね。
子どもの純粋に雨を楽しめる世界観が、子供らしくまた羨ましくも感じました。
きっと、雨の日のお散歩は、晴れている日には気づかない”良さ”があるのでしょうね。
子供の頃、レインコートを着て、長靴で一人で冒険したことを思い出します。
近くの公園でしたが、雨の日の楽しさがよみがえりました。
作中の、雨上がりの空からのプレゼント・・・とてもきれいです。
- 作品名:あめあめ ぱらん
- 文:木坂涼 絵:松成真理子
- 出版社:のら書店