ポコポコゼリー

ポコポコゼリー 表紙

可愛いゼリーの世界に遊びに行きましょう!おやつ好き・ゼリー好きにピッタリ!

☆際立った特徴

「小さなポコポコ」シリーズ16冊の中の1冊です。

ある日、ポコポコとありさんは丘の上から、光輝く不思議な場所を見つけます。「行ってみよう!」 すると、そこには公園・プール・トランポリン・レストランが全部ゼリーで出来た街だったのです。もちろん人が住んでいる家もビルもお城も!色も味もさまざまなゼリーの街を、ぽこぽことありさんが楽しむ1日。夢のような世界をキュートに描いています。

☆あらすじと書店員の感想

ポコポコとありさんが森の奥に見つけたのは、キラキラ光り輝くゼリーの街。ゼリーの街は全部ゼリーで出来ています!

公園の遊具がゼリーで出来ています。スケルトンの遊具のようです。固く出来ているで子ども達が上に乗っても、登っても、滑っても壊れません。でも固いゼリーだけじゃありません。プールみたいにトロトロのジュースみたいなゼリーのプールもあります。子ども達はみんな大はしゃぎ!ゼリーの遊具を想像してみると、とっても素敵!転んでもぶつかってもきっと痛くありません。しかも、ゼリーだから光に当たるとキラキラ輝くしキレイ!固さも自由自在で、ジュースみたいにもカチカチにも出来る!なんて素晴らしいゼリーの公園でしょう!

そして、ポヨン!と飛び跳ねたトランポリンでレストランへ行きました。そこには、美味しそうなゼリーがずらり!メロン色にぶどう色、いちごミルク味にプリンアラモード味。どれでも好きなのを選べるようですよ。夢のようなゼリーのレストランです!

ポコポコゼリー 裏表紙

レストランでクマさんの入っているゼリーが!?まさかクマさん味のクマさんゼリー!?ここは色々な色と味のお家があるのです!

レストランでポコポコ達が、食べたいゼリーを探していました。ぶどうが入ったぶどうゼリーもいいし、みかんゼリーもおいしそう♩すると、次に並んでいたゼリーを見てビックリ!だってクマさんが入っているぜりーなんです!「わぁ!」と飛び跳ねて驚いています。

でも大丈夫!実はゼリーで出来たクマさんのお家だったのです。

とっても素敵なクマさんのゼリーの家に招待されたポコポコ達は、さらに可愛らしい家の中も見せてもらいました。「こんな可愛いお部屋に僕も住んでみたいなー!」と言っているようです。

すっかり空は夜の色。ゼリーに反射する家の明かりは、ぽわんとしていて優しい光です。優しい光に見送られながらポコポコ達は家に帰って行きました。

オレンジ色の夕日から薄ピンク、そして紫色にッグラデーションしていく空の色。そして、どの家も、夜の暗さを感じさせないような、優しく暖かな、”ぽわん ぽわ”としたライトをつけています。ポコポコが家に帰ろうと丘を登り、ゼリーの町を見下ろすと、ゼリーの町の光が見えます。それはピンクに水色・黄緑色・赤・黄色・むらさき・緑・オレンジの七色で、ゼリーの街を照らすライトでした。七色で虹みたいでロマンチック♩

よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。