パンダ なりきりたいそう
体をつかった遊びが大好きな子にピッタリ!たっちが出来るようになった頃から一緒に遊べるよ!
☆3つのおすすめポイント
- パンダの動きとともに、パンダの毛もフワフワと動くような優しいタッチで描かれた絵本。パンダが一緒に体操しよう!と誘っているようです。パンダの動きを真似すれば、きっと君も上手に体操できるよ!どんな体操が好き?楽しく真似っこ遊びしよう!園でも家でも、自然と体が動いちゃう♬
- 出版社の講談社の、力がこもった絵本紹介のホームページがあります。なるほど納得!と思えるような可愛らしいキャラクターと動きです。無料ダウンロード出来るパンダのお面と手洗い体操ポスターあり。一緒に大変身しよう!
- ボールの体操をしていたら、コロコロ転がったパンダ。転がりすぎて止まらない!と思ったら、優しいお母さんの腕の中。最後はお母さんにギュッ!!愛情のパワーチャージかな?
☆あらすじ
パンダがいます。「さあ、なりきりたいそう始めるよ!」
まずは両手を上にあげて、グーンともっと上にのびるよ! はい、可愛く咲いた「ちゅうりっぷ体操」。
次は、手を上げたまま少し左を向いておしりをフリフリ、反対側にもくねくね。 はい、「バナナの体操」バナナになったみたいね。
両手を横に広げて、片足を上げて伸ばすよ!そのまま回転、ぐるんぐるんと回るよ。 はい、「こまの体操」。
お腹を下にして寝転ぶよ!手足を上げてぶーん。両手両足が上がるかな? はい、「ひこうきの体操」。ブーンと遠くまで飛んでいきたいね!
おしりを地面について、膝を抱えて、右にごろーん、左にごろーん。「おにぎりの体操」。
立ち上がって、膝を曲げるよ!ぐぐっと曲げて力を入れて!いくよ!さん・にい・いち・ゼロ、はっしゃジャーンプ!!「ロケットの体操」。
さあ、最後の体操は、背中を丸めて、でんぐり返し。ごろりーん。ころころ転がる「ボールの体操」。ころころころ・・・あれあれ止まれない。でも大丈夫、お母さんパンダがぎゅっ!パンダなりきり体操、おしまい!

☆際立った特徴
リズムよく体操を紹介していきます。可愛い表情のパンダが「一緒にやろうか?」と誘っているようにも感じます。見ていると必ずやってみたくなる、体験型の絵本です。小さなお子さんは保護者の見守りの元で、大きなお子さんは周りに気を付けながらパンダ体操を楽しみましょう!
出版社の講談社のホームページ絵本通信で、「パンダなりきりたいそう」のパンダのお面や、手洗い体操のポスターが無料ダウンロード出来ます!「パンダなりきりたいそう」の実演動画も公開していますので、ぜひ、ご覧ください!公式読み聞かせ動画もあります。
※お子さんが本書を読みながら体操する時は、危険が無いように周りに物がないか確認して、保護者の見守りの中遊んでくださいね!
☆書店員の感想
パンダの動きを真似すれば、きっと君も上手に体操できるよ!どんな体操が好き?楽しく真似っこ遊びしよう!園でも家でも、自然と体が動いちゃう♬
パンダの動きは難しくありません。腕を上げて、もっと上げて「チュウリップ!」とか、膝を曲げて力をためて、3・2・1・0「ロケット発射!」だったりと、パンダの言われるまま、絵本で見た通りに真似すれば簡単に出来ちゃうのです!
なかなか「体操するよ!」といった所で小さな子は「体操って何?」と興味を持たない事が多いのですが、これなら園でも家でも、パンダと一緒に体を沢山使って体操できますね。
本書で登場する動きは7個なのですが、その中でもこの動きが気に入った!と繰り返しすることもあるだろうし、本書通りの動きから自分なりのイメージを膨らませて動きを加えてみたり、新しい体操を考えることもできて、子どもの個性が表現されて面白いなと思いました。
ボールの体操から、コロコロ転がったパンダ。転がりすぎて止まらない!と思ったら、優しいお母さんの腕の中。最後はお母さんにギュっ!!
ボールの体操をするパンダ。でんぐり返しみたいな動きですが、パンダは体が柔らかいので球体状に体を丸めています。そもそも”ボール”になった気分でいるので、だんだん回っていたら勢いがついて止まれなくなったようです。あれれー止まれない。と思った時です、お母さんパンダがピタッと止めてくれました。そしてギュっと抱き合う二人でした。
可愛いわが子がコロコロと転がってきたら、可愛くって抱きしめたくなる気持ち、わかるなーと思って読んでいました。きっとパンダのお母さんも同じ気持ちかなと思いました。
子どもは知らない間に沢山の動きが出来るようになりますね。飛んだり跳ねたり、片足立ちしたり転がったり。赤ちゃんの時には出来なかった動きを3歳頃には、だんだんできるようになっています。その様子を見ていると親としてはやっぱり成長が嬉しくて、「ブラボー!!」沢山誉めてあげたくなります。
だけどちょっぴり赤ちゃんでなくなった事が寂いな・・・という複雑な気持ちになることがあります。もちろん嬉しい気持ちの方が何倍も大きいのですが。
そんな時は必ず、子どもを抱きしめて、沢山沢山パワーチャージさせてもらっています。笑
話が脱線しましたが、子どもがたっぷり「パンダなりきり体操で」遊んだ後は、ギュッとして大人も子どもも愛情のパワーチャージしましょう! そしたらまた、元気に遊びましょ♬

- 作品名:パンダ なりきりたいそう
- 著者名:いりやま さとし
- 出版社:講談社

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