あめの ひの えんそく

あめの ひの えんそく 表紙

遠足前やお出かけ前に気分上げたい時にピッタリ!

逆に、外出できないおうち時間でも遠足に行った気分になれちゃう。

☆3つのおすすめポイント

  1. バス遠足の楽しさが伝わってきます。
  2. お話が終わったあとに、サプライズが待っています。
  3. トンネルのしかけ絵本です。

☆書店員のレビュー

遠足に行く前にぜひ読んでほしい一冊です。

ページ1枚ずつの見ごたえはもちろん、トンネルから見える次のページがとってもすてきなんです。沢山の乗り物はこの車はどこまで行くのかなー?次のページにもいるのかなー?と、一台ずつ見てしまいました。景色も季節が感じられて、紅葉や、ぶどう畑など、とてもきれいです。

著者の間瀬さんの絵本は、いつもよく見ると細かな発見があり、何度読んでも私はついつい新しい発見がないかなって、じっくり見てしまいます。

息子より早く新たな発見をしたくて、

「ちょっと待って!!」とめくるのを待たせたものです・・・笑

遠足に行く前に保育園などでは、読み聞かせをすることが多い1冊です。

うちでも遠足の前は、ウキウキを早く味わいたい息子たちに読んで!とよくせがまれました。

”乗り物”好きの息子でしたので、バス以外の乗り物にも興味津々で、私同様のめり込んで見ていました。

色々話しましたが、どこにも行けない日でも、おすすめです。遠足に行った気分になれます。お家で遠足気分、楽しいですよ☆

☆エピソード

最近下の娘に本書を読んでいた時のエピソードです。遠いところから目線が・・・と思ったら、6年生の息子が遠くから見てました。見たいならおいでと誘うと「いやっいいっ」と逃げました・・・が、実はその次の日、私達がいない場所で、1人で読んでいました。じっくりと・・・笑

やはり、小さい時の好きな絵本は、記憶のどこか奥の本棚にあって、思い出すと取り出して、読みたくなるらしいです。

息子にとって、本書は多分その中の1冊なんだと思います。そんな1冊と巡り会えるなんてラッキー!です。

あめの ひの えんそく 裏表紙
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。