あめの ひの えんそく
2020年7月23日
2020年11月28日
遠足前やお出かけ前に気分上げたい時にピッタリ!
逆に、外出できないおうち時間でも遠足に行った気分になれちゃう。
☆3つのおすすめポイント
- バス遠足の楽しさが伝わってきます。
- お話が終わったあとに、サプライズが待っています。
- トンネルのしかけ絵本です。
☆書店員のレビュー
遠足に行く前にぜひ読んでほしい一冊です。
ページ1枚ずつの見ごたえはもちろん、トンネルから見える次のページがとってもすてきなんです。沢山の乗り物はこの車はどこまで行くのかなー?次のページにもいるのかなー?と、一台ずつ見てしまいました。景色も季節が感じられて、紅葉や、ぶどう畑など、とてもきれいです。
著者の間瀬さんの絵本は、いつもよく見ると細かな発見があり、何度読んでも私はついつい新しい発見がないかなって、じっくり見てしまいます。
息子より早く新たな発見をしたくて、
「ちょっと待って!!」とめくるのを待たせたものです・・・笑
遠足に行く前に保育園などでは、読み聞かせをすることが多い1冊です。
うちでも遠足の前は、ウキウキを早く味わいたい息子たちに読んで!とよくせがまれました。
”乗り物”好きの息子でしたので、バス以外の乗り物にも興味津々で、私同様のめり込んで見ていました。
色々話しましたが、どこにも行けない日でも、おすすめです。遠足に行った気分になれます。お家で遠足気分、楽しいですよ☆
☆エピソード
最近下の娘に本書を読んでいた時のエピソードです。遠いところから目線が・・・と思ったら、6年生の息子が遠くから見てました。見たいならおいでと誘うと「いやっいいっ」と逃げました・・・が、実はその次の日、私達がいない場所で、1人で読んでいました。じっくりと・・・笑
やはり、小さい時の好きな絵本は、記憶のどこか奥の本棚にあって、思い出すと取り出して、読みたくなるらしいです。
息子にとって、本書は多分その中の1冊なんだと思います。そんな1冊と巡り会えるなんてラッキー!です。
- 作品名:あめの ひの えんそく
- 著者名:間瀬 なおかた
- 出版社:ひさかたチャイルド