でんしゃがきました

ユーチューブ動画で保育士書店員が詳しく解説しています

乗り物好きにピッタリ!みんなの大好きな食べ物の電車がホームに入って来ます!どの電車に乗る?何食べる?ウキウキするような夢の乗り物です!

☆3つのおすすめポイント

  1. ホームにガタンゴトンと音を鳴らせながら電車が近づいてきます。踏切のカンカンの音も聞こえます。どんな電車がホームに入ってくるんだろうと、ワクワクしながらページをめくる楽しみがあります。ヒントはホームの看板です!
  2. ホームに入ってきたのは、なんと食べ物に車輪がついている、誰も見た事のないような夢の電車!(列車バージョンもあり)。乗車した動物達は、電車の中で食べたり飲んだりを楽しみます。良い匂いがこちらまで届きそうです。
  3. 地面の色を、動物ごとに変えていて、とてもポップでカラフルに感じます。最初から最後のページまで、地面のラインは変わらないので、ずっとこの線路が長く続いているようにも感じさせ、夢のような電車が走っていくワクワク感が続いていきます。

☆際立った特徴

ホームで電車を待っている動物、その動物が大好きな物が、電車になってホームに入ってきます。(機関車や列車バージョンもあり。)そして乗り込んで電車の中で食べます。ホームに書かれた駅の名前もどんな電車が来るのかのヒントになっているので、ぜひ想像しながらページをめくって下さい!素敵で夢の詰まった乗り物が登場します。

地面の色を、動物ごとに変えていて、とてもポップでカラフルに感じます。

最初から最後のページまで、地面のラインは変わらないので、ずっとこの線路が長く続いているようにも感じさせます。

登場する食べ物は、子ども達に馴染みのある物ばかり。きっとあなたの好みの電車も見つかりますよ!

関連書籍に「バスがきました」と「おうちへかえろう」があります。

童心社のホームぺージで、「でんしゃがきました お絵描きカード」をダウンロードできます。夢のある素敵な自分だけの電車に、描き塗ってみませんか?

でんしゃがきました 表紙

☆あらすじと書店員の感想

ホームにガタンゴトンと音を鳴らせながら電車が近づいてきます。踏切のカンカンの音も聞こえます。どんな電車がホームに入ってくるんだろうと、ワクワクしながらページをめくる楽しみがあります。ヒントはホームの看板です!

最初に駅のホームで待っていたのは1匹のねずみさん。黄色くて三角の屋根が特徴的な駅で、「さんかく」と書かれた看板が見えます。黄色くてさんかくでねずみさん・・・?といえば、何でしょう。貢をめくり登場したのは、小さな三角チーズの電車でした。黒い車輪をつけて、チンチン♩とベルを鳴らしながら走っていきます。

次にホームで待っているのはウサギさんです。藁の屋根でしょうか。看板には「サラダ」と書いてあります。さあ、どんな電車かな?

先頭車両がマヨネーズ、その後ろに繋がっているのは、7つの木箱です。それぞれ車輪がついています。木箱の中にはアスパラガス・キャベツ・にんじんとキュウリ・とうもろこし・トマトとえんどう豆・ブロッコリー・ミニトマトがそれぞれ上手に立って入っています

この後にも「ジュージュー駅」で待つライオンさん、「パフェ駅」で待つゾウさん、「バター駅」で待つクマさん、「さびぬき駅」で待つカッパさん、「ごはん駅」で待つ私(女の子)が待っています。どんな電車が来るのかな?ぜひ想像しながら、ページをめくってみてくださいね!

でんしゃがきました 裏表紙

ホームに入ってきたのは、なんと食べ物に車輪がついている、誰も見た事のないような夢の電車!乗車した動物達は、電車の中で食べたり飲んだりを楽しみます。良い匂いがこちらまで届きそうです。

「ジュージュー駅」に入ってきたお肉の機関車でした。骨付きの大きなお肉が客車になっています。その中でライオンたちが食べているのは、もちろんステーキです!!

ジュージューポッポ ジューポッポと蒸気を吹かしながら走るので、電車ではなく機関車の設定です。ちなみに汽笛の音は「フォー!フォー!」です。

なんだかお肉のジュ―ッと焼ける音や、こんがり焼けたニンニクの香ばしさにお肉の肉汁が混ざった、なんとも食欲を誘う良い匂いが、絵本から匂ってくるような気がしてきます。

「パフェ駅」に着いたフルーツパフェの貨物列車は、先頭車両がクリームがたっぷり乗ったパフェになっています。その後に繋がっている後方車両には、そのままのパイナップルやカットされたスイカを、窓をくり抜いて作られた客車や、バナナのベッドもあります。

そのままつまんで食べても良し、お昼寝しても良しの、甘い列車でした。

こんな乗り物見たことない!と読者の子どもも大人も驚きます。そして、どれもぜひ乗ってみたいと夢が膨らむ乗り物ですよ♩食いしん坊は、乗車して食べたくなっちゃうかも!

最後にホームで待つのは私と今まで登場した動物達。左右にそれぞれ開けるしかけページになっています。そこに登場するのはとっても長く連結した食堂車。

最後にホームで待つのは私と今まで登場した動物達。左右にそれぞれ開けるしかけページになっています。そこに登場するのはとっても長く連結した食堂車。

最後は、左右にそれぞれ開いて見る事の出来る仕掛けページ。とっても長い食堂車です。これまで登場した乗り物が、女の子のお父さんお母さんが開いている食堂車にそれぞれ1両ずつ連結して走ります。この電車は誰が乗ってもいいし、誰がどの食べ物を食べても良いのです。みんなで仲良く美味しそうに食べ、電車を楽しむ様子が伝わります。

さあ、「べつばら駅」が見えてきました。この駅のホームに立っているのは、メガネをかけた制服姿のウサギさん?どんな電車が来るのかな・・・ヒントは「べつばら」ですよ。正解は本書を見てからのお楽しみ♩

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よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。