ぽんぽんポコポコ
親子のふれあい遊びにピッタリの「ポンポン ぽこぽこ」が題材になった絵本です。0歳の読み聞かせにピッタリ!
☆3つのおすすめポイント
- お腹を出した動物達が次々に登場します。このお腹を見て誰だか分かるかな?ヒントはお腹にあてている両手ですよ。当てっこ遊びを楽しみましょう!
- 誰だか分かった後に、それぞれのキャラクターが「ぽんぽんポコポコ ぽんぽんポコポコ」とお腹を優しく叩きます。リズムの良い言葉で真似をしてみたくなりますよ!
- 最後に登場したのは、人間の親子です。赤ちゃんのお腹をお父さんは「ポンポン」してあげて、お母さんは服を「ないない」してあげます。親子の触れ合い遊びにピッタリです!
☆際立った特徴
お腹を出したお友達が、「だーれだ?」と登場します。そのお腹の特徴から誰なのか当てっこ遊びを楽しみます。そして、誰か分かったら、「ぽんぽん ポコポコ ぽんぽんポコポコ♪」と両手でリズムに合わせて優しくぽんぽん叩きます。
シンプルなストーリーの中に、ユーモラスさや読者も一緒にお腹をポンポンとしてみたくなる楽しさがあります。
最後は人間の赤ちゃんがお腹を出して登場します。まだお座りが出来たばかりの男の子のようです。「ぽんぽんポコポコ」は、お父さんがしてあげますよ。そして、遊び終わったら、「ぽんぽん ないない」と優しく服を着せてあげるお母さんです。
楽しいリズムで描かれた本書は、親子のコミュニケーションタイムにピッタリです!
☆あらすじ
大きなお腹 誰のお腹かな?
ネコさんのお腹でした。
「お腹ぽんぽん」両手で優しくリズムに合わせてポコポコ叩きます。
次のお腹は、誰のお腹かな?
タヌキさんのお腹でした。
「お腹ぽんぽん」両手で優しくリズムに合わせてポコポコ叩きます。
次のお腹は毛むくじゃら。誰のお腹かな?
ゴリラさんのお腹でした。
「お腹ぽんぽん」両手で優しくポコポコ叩きます。
次のお腹 誰のお腹かな?体の色はグリーンですよ。
カエルさんのお腹でした。
「お腹ぽんぽん」両手で優しく、リズムに合わせてポコポコ叩きます。
最後のお腹は誰のお腹かな?大きな両手でお腹にタッチ。
赤ちゃんのお腹を撫でるパパの両手でした。
「お腹ぽんぽん」両手で優しく、リズムに合わせてポコポコ叩きます。
今度は、女の人の手が、赤ちゃんのお腹にタッチ。
お母さんの手でした。赤ちゃんのお洋服を下ろして
「ぽんぽん 隠そうね!」と、お腹を優しく撫でるのでした。
☆書店員の感想
お腹を出した動物達が次々に登場します。このお腹を見て誰だか分かるかな?ヒントはお腹にあてている両手ですよ。当てっこ遊びを楽しみましょう!誰だか分かった後に、それぞれのキャラクターが「ぽんぽんポコポコ ぽんぽんポコポコ」とお腹を優しく叩きます。リズムの良い言葉で真似をしてみたくなりますよ!
最初に登場したのは、青い体に短めの毛が生えた動物です。お腹はピンク色のまん丸い形です。誰だろうな?細い腕と小さなクリームパンのような手の甲が見えます。
正解は、ネコさんでした。2本足で立って「ぽんぽんポコポコ」とお腹を叩いています。目をつぶって片足を上げながらポコポコ!ノリに乗っている様子です。
人間の手のひらに見えるけど、体は毛むくじゃらの次のお友達は誰でしょうか。
お腹には毛がありますが、胸の辺りには毛がありませんよ。
正解はゴリラさんでした。「ぽんぽんポコポコ」とお腹を鳴らすのですが、口元は「ウホッホ」と言っているように見えます。なんて愉快な動物達の様子でしょうか。
その様子を見ているだけで、絵本の上から動物達のお腹をポンポンと撫でたくなります。そして自分でも真似をしたくなります。
最後に登場したのは、人間の親子です。赤ちゃんのお腹をお父さんは「ポンポン」してあげて、お母さんは服を「ないない」してあげます。親子の触れ合い遊びにピッタリです!
人間の赤ちゃんはお座りが出来たばかりの時、自分でお腹をポンポンする事は、バランスをとるのが難しいので大人がしてあげるのがいいと思います。本書の中のお父さんのようにお膝に乗せてあげるのもいいですし、ゴロンと赤ちゃんが横になっている時にも出来ます。可愛らしいふっくらしたお腹をポンポンと撫でるようにしてあげましょう!
そして・・・、その遊びが終わったら、「ぽんぽん ないない!」です。ちゃんとお腹を隠してあげましょう★「お風邪ひかないように、ないないしようね」と声を掛けてあげましょう!
裏表紙を見てみましょう!
だんだんお座りが出来るようになったら、自分で「ポンポン ぽこぽこ」出来るようになります。そんな姿を見ていたらきっと可愛らしくてお腹を撫でたくなることでしょうね。でも・・・。遊びが終わったら、お腹が冷えちゃうから、おしまいしましょうね♩