わらう

ユーチューブ動画で保育士書店員が詳しく解説しています

笑うって素敵!笑いはみんなにHAPPYを届けます。赤ちゃんの読み聞かせにピッタリ!お誕生日や記念日のギフトにもおすすめ!

☆3つのおすすめポイント

  1. 誰かが笑ってくれたら、周りにもHAPPYが広がっていきます。それは人間だけじゃなくて、動物も自然も一緒なんです。
  2. 怖い怖いお化け屋敷でだって、赤ちゃんの笑顔があれば、おばけたちも笑っちゃう。怖い顔なんて止めて、怖がらせるなんて止めて、笑顔になろう!怖い顔よりも笑った顔の方が幸せだよ。さあ、笑おう♩
  3. 「楽しいから笑う。笑うから楽しい。どっちも ほんと」どちらが先でも良いという事でしょう。悲しい事や寂しい事があったら笑っちゃおう!笑ったら楽しいよ。楽しいともっと笑顔になるね。

☆あらすじ

男の子と女の子がハサミを使って黒い色紙を切っています。お髭かな?

楽しい時は、みーんなにこにこ。

お互いに背中を向けあって、お髭を装着。えへへ うふふ。「せーの!」

「わっはっは」「いっひっひ」お互いの顔を見合って大笑い。

犬のポチもおやつをもらって笑っているよ。わん わん わん。

猫のミケも猫じゃらしで遊んでもらって、笑うよ。にゃーお。

金魚もエサをもらって、ぶく ぶく ぶく。

カタツムリも笑うよ。ケースの中でお散歩・・・

雨が笑う。ぱらん ぽろん ぴちょん。雨が降るとカエルもアヒルも笑うよ。げこ げこ げこ。ガア ガア ガア。

お日様が笑う。きら きら きら。お日様が笑うとちょうちょも花も笑うよ。ひら ひら ひら。ゆら ゆら ゆらり。

お化け屋敷でだって、赤ちゃんが笑うとみんなが笑うよ。サンタさんも笑う、ほっほっほー。魔女も笑う、ひーっひっひ。赤ちゃんもドラキュラにくすぐられて笑うし、怖がっていた男の子も笑いすぎて涙が出るよ。

楽しくて笑う。笑うから楽しい。どちらもホントだよ。

明日もたくさん笑えますように。楽しい夢をみて、おやすみなさい★

わらう 表紙

☆際立った特徴

笑うってすごい!笑うって楽しい!笑顔は世界中共通で【LOVE&PEACE】なのです。赤ちゃんの笑顔は特にすごい!みんなが自然とつられて笑顔になっちゃう不思議な力があります。笑いが連れてくる幸せな時間。家族・友達・世界中の人に、笑顔の輪が広がりますように。大切な人に笑顔を送りましょう!お誕生日や記念日のプレゼントにおすすめです!

※本書の帯にお髭パーツがおまけについています。切り取って遊ぶことができます。

参考文献)KUMONがうた・読み聞かせを応援【ミーテ】 さこももみさんインタビュー「絵本の中に描くおおらかな子育て」

☆書店員の感想

誰かが笑ってくれたら、周りにもHAPPYが広がっていきます。それは人間だけじゃなくて、動物も自然も一緒なんです。

最初に登場したのは、男の子と女の子です。なんだか工作中です。黒い色紙をハサミで切っています。ひげの形?かな。何をしようとしているのかな?お互いに背中を向けて、ひげを装着しました。ニヤニヤニヤと、お互いに相手を笑わせようとしている表情です。この場面だけでも、読者は「この子たち面白い顔をしているな」と笑えてきます。

そして、正面を向いた途端、同時に大笑いです。「おもしろい顔!!」「君だって!!」と指をさしあって笑っています。

イヌだって猫だって、金魚もカタツムリも、実は笑っています。一見表情は無いように見えるけど、それぞれきっと心があって、遊んでもらって楽しくなったり、美味しい物を食べてニッコリしたり笑っているのです。

外に出れば、雨が降っています。雨が降れば雨や水が好きなカエルやアヒルは喜んで笑うし、喜んでくれたら嬉しくて雨も「ぱらん ぽろん ぴちょん」と笑います。

雨雲が飛んで行って、お日様が出たら、「みんなお待たせー!」とニッコリ笑って優しい光を届けたら、「待ってましたー!」とちょうちょもお花も笑います。

私達の周りには、沢山の喜びが溢れているんだなと感じさせますね。私達が気が付いていないだけで、誰かを元気づけたり幸せにするものは、やはり互いを思いやった笑顔なのかもしれません。

その中でも赤ちゃんの笑顔って最強!

怖い怖いお化け屋敷でだって、赤ちゃんの笑顔があれば、おばけたちも笑っちゃいます。

本当は怖がらせるのが、おばけたちの役目ですが、赤ちゃんが笑ったら、怖い顔なんてできません。もっと笑って欲しくて、「ばぁ!」としてみたり、こちょこちょとくすぐってみたり。どんどん自分まで笑顔になっていきます。怖い顔なんて止めちゃおう。怖がらせるなんて止めちゃおう。と、おばけたちは考え直したのかな?商売にならないかもしれませんが、赤ちゃんを目の前にしたら仕方がないのかな・・・(笑)

「楽しいから笑う。笑うから楽しい。どっちも ほんと」どちらが先でも良いという事でしょう。悲しい事や寂しい事があったら笑っちゃおう!笑ったら楽しいよ。楽しいともっと笑顔になるね。

怖い顔をしていると、子どもって笑ってくれません。でも、ニッコリと笑って見せると、泣いていても笑顔になってくれます。大人は、子どもが笑顔を見せてくれると嬉しくて、よかったーと安心します。

”楽しい事があったら笑う”というのは、とても自然な事で、そして周りにも笑いは伝染していくような気がします。そして1人が笑っていると、人は「何か楽しい事があるのかな?」と集まってきます。集まった人は集まっただけで楽しくて誰かの笑顔を見ていると、さらに嬉しくて笑顔になります。なんだかマジックにでもかかったかのようです。楽しいから笑ったのか、誰かが笑っているから楽しいのか・・・。どちらが先かなんて分からなくなってきます。素敵な魔法ですね。

こんな素敵な魔法やマジックなら、どんどんウェルカム!!と思ってしまいます。そんな気持ちにしてくれた本書です。

笑いましょう!そしたらきっと楽しくなります。楽しくなったら笑っちゃいます!笑いと楽しさのループにどんどん、はまってしまいましょう♩(笑)

わらう 裏表紙
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。