14ひきのあさごはん

14ひきのあさごはん表紙

自然好きにピッタリ!ストーリーを理解できなくても、大丈夫。1歳半頃からおすすめです。

☆3つのおすすめポイント

  1. 1ページの文が短め。
  2. 1ページの見ごたえは十分!とても細かくて隠れた昆虫を探したり出来る。
  3. 兄弟や家族愛を感じる絵本。

☆書店員のレビュー

森の中。大きな大きな木の下にはネズミの家族が住んでいて、日常の生活を可愛らしく描いている14ひきのねずみシリーズ。小さな小さなねずみの日常が、優しく暖かく描かれています。一匹ずつ名前がついていて、性格も様々な子どもねずみたち。

”あさごはん”では、力持ちのお兄ちゃんネズミたちが木の実を摘みにでかけます。小さな妹ねずみが一緒についてき・・・妹を優しく世話をするお兄ちゃんねずみの姿が、可愛らしく、兄弟の良さを感じました。道中で出会う昆虫がかくれんぼしていて、ページをめくる度に子どもと一緒に探して、盛り上がりました。

私も優しいタッチの絵がとても好きで、14匹シリーズは他にも持っていますが、”あさごはん”は朝のゆったりした雰囲気と、匂いまで感じてしまう朝ごはんが大好きです。

  • 作品名:14ひきのあさごはん
  • 著者名:いわむらかずお
  • 出版社:童心社
14ひきのあさごはん裏表紙
よっぴー
  • よっぴー
  • 書店員のよっぴーです。2人の男の子と、1人の女の子の母として、毎日育児奮闘中です。
    私は自分の子どもに沢山の愛情を子どもが嫌がる時が来るまで、沢山沢山注ごう。心をもしコップに例えるなら、そのコップが溢れて「もう大丈夫だよ!」となるまで続けようと思っています。それだけは大事にしている信念です。
    絵本を読むのもその一つです。
    大切にしている愛情を伝える方法の1つだと思っています。

    保育士・幼稚園教諭二種・介護福祉士です。
    他に、ベビーシッター・ベビーマッサージ・ベビー’sサインなどの資格も持っています。
    絵本の感想とともに私の育児経験、保育士・幼稚園教諭免許を持つ書店員としてのアドバイスなどをご紹介出来たらと思っています。