おばけとたからさがし
好奇心旺盛★探検が大好きな子にピッタリ!おばけたちと一緒に宝探しにレッツゴー!
☆3つのおすすめポイント
- こすって、つついて、にらめっこして、絵本のストーリーをおばけたちと一緒に楽しみましょう!参加型のインタラクティブ絵本です。
- 宝の島が記された地図を、まずはこすってみて!宝の場所が浮きでてくるよ♬さあ海の冒険にさあ出発!
- お子さんだけでなく、大人も一緒に遊びましょう。そして、最後のにらめっこはついつい笑っちゃいます!楽しい絵本タイムになることでしょう。
☆際立った特徴
新井洋行さんの「えほんとあそぼ」シリーズの第3弾です。このシリーズは他に4冊あり、今回はおばけたちと宝探しに出かけます。
インタラクティブ絵本となっていて、絵本をこすったり、つついたり、にらめっこしたりと、読んでいる子ども達も物語の一員となり、登場人物たちと一緒にミッションをこなしたり、おばけたちが遭遇する出来事をお助けする参加型絵本です。
子ども達が手や声で参加することで絵本のお話が進んでいくので、一緒に遊んでいる気持ちにもなれるでしょう。
新井さんの紹介・絵本に対する想いが書かれた付録付きです。
この付録には、絵本にちらっと出てくる”島の生き物達”も紹介されています。物語では触れていませんが、1つずつのキャラクター設定があり驚きました。
迷路部分に登場していたキャラクターたちで、(正直、置物感覚で通り過ぎていました) 迷路にしか目がいかなかったのに、キャラクターの設定がわかると、不思議なもので、またそのページをめくりたくなって1匹ずつ観察してしまいます。
付録には4コマ漫画も2つ載っていて、絵本をいっそう楽しくしてくれます。
付録もぜひ、お見逃しなく★
☆書店員の感想
本書は、帯に書かれた「インタラクティブ絵本」というキーワードがまず興味をそそりました。”物語に参加して楽しむ絵本”とも書かれていて、実際はどうかなー?と期待して娘と頁をめくりました。
最初「地図を手でこすってみて!」とおばけに言われるがまま、娘に「こすってあげて!」と促すと、何が起きるんだろう?なんか怖い。といった表情でした。
こすっても、特に絵本の紙が変化する訳ではないと分かると、安心してスリスリスリ・・・
頁をめくると、同じ地図だけど、地図上に赤い矢印で、宝の場所を示しているではありませんか!おばけたちも喜んでいます。娘は、「やったー」と一言。自分の力でお助けできたのかな?嬉しいなといった表情でした。
おばけたちへのお手伝いは、どんどん続きます。お手伝いが大好きな娘です、「やってみて!」とお願いされれば悪い気はしません。むしろお手伝いが嬉しくて、本を揺すったり、息をふ~と吹きかけたり、クジラの鼻ちょうちんだって突くことができました。
クライマックスは、宝を守っている鬼が相手です。大きな体に大きく尖った耳、口だって大きくて牙がむき出しです。金棒を持って、トゲトゲのついた腕輪が恐ろしさをかもしだします。そんな相手と”にらめっこ”対決!
「だるまさん だるまさん にらめっこしましょう わらうとまけよ あっぷっぷ〜〜!」
オニさん、とんでもなく恐ろしい顔して、あっぷっぷーしてますよ!
娘も負けじと、とんでもない顔です。
「がっはっはっー! おれのまけだー」ってオニさん言ってるけど、本当の負けは母の私です。だって娘もオニさんもすっごい顔なんですもん!
笑いがこらえられませんでした!娘も大笑い。爆笑絵本タイムになりました。