

こんにちは、カイゴちゃんです。
日本語には「音は似ているけど、意味が全然ちがう言葉」がたくさんありますよね。

特に、介護現場でよく使われる似ている言葉が、「誤嚥(ごえん)」と「誤飲(ごいん)」です。
「どっちがどっちだっけ?」と迷わないように、今日はイラストでスッキリ覚えましょう!
「誤嚥」と「誤飲」の違いとは?
まずは、このイラストを見てください。
日本語の発音はそっくりですが、体の「どこに入るか」が全く違います。

1. 誤嚥(ごえん / Aspiration)
・どこに入る?:気管・肺(Lungs)
・何が入る?:食べ物や唾液
・どんな症状?:むせ込み(Choking)、呼吸困難
・リスク:誤嚥性肺炎(Aspiration Pneumonia)
・対象:飲み込む力が弱くなった高齢者に多い
「ゴホゴホ!」とむせている時は、肺に入りそうになっているサインなので「誤嚥(ごえん)」を疑います。
2. 誤飲(ごいん / Accidental Ingestion)

・どこに入る?:食道・胃(Stomach)
・何が入る?:食べ物以外のもの(異物)
・どんな症状?:喉に詰まる、中毒
・対象:認知症の方(または小さな子供)
本来食べてはいけない電池や薬の殻、洗剤などを飲み込んでしまうのが「誤飲(ごいん)」です。
【ミニクイズ】現場で判断できますか?
理解できたか確認してみましょう!現場でこんな場面に遭遇したら、どちらを使いますか?

正解は、Aの「誤嚥(ごえん)」でした!
食事中に「むせている」のがポイントですね。
試験に出る!「不顕性誤嚥」と「異食」

介護福祉士の試験では、さらに専門的な言葉が出題されます。
この2つのキーワードは必ず覚えましょう!
① 不顕性誤嚥(ふけんせいごえん / Silent Aspiration)
「むせていないのに、いつの間にか肺に入ってしまうこと」を言います。
とても怖いですね。
寝ている間に唾液が肺に入って肺炎になることもあるので、夜間の口腔ケアなどがとても大切になります。
② 異食(いしょく / Pica)
認知症の症状の一つで、「食べ物ではないものを食べてしまう行動」のことです。
これが原因で「誤飲(ごいん)」事故が起きます。
ティッシュや洗剤、薬のPTPシートなどを口に入れないよう、環境を整えることが大切です。
まとめ
肺に入るのが「誤嚥(ごえん)」
変なものを食べてしまうのが「誤飲(ごいん)」
現場ではどちらも命に関わる大切な知識です。
焦らずしっかり区別して、安全なケアをしていきましょう!

