ころころまるちゃん みつけた
0歳の読み聞かせにピッタリ!穴あきのしかけを楽しみながら、かくれんぼする”まるちゃん”を探しましょう!
☆3つのおすすめポイント
- まあるいぼうやの、まんまるまるちゃんは、今日もかくれんぼを楽しみます。「どこどこ?」と探してみましょう!まるちゃんを探しているうちに、だんだんまるちゃんとお友達になった気持ちになります。
- 赤ちゃんも喜ぶ穴あき絵本で、まるちゃんを探しながら指を入れて遊ぶこともできます。
- 赤ちゃんから楽しめる絵本。優しい色合いで描かれていて、優しく語りかけるよな文になっています。優しくゆったりとした、絵本タイムを楽しみましょう♩
☆際立った特徴
16cm×18cmのボードブックです。
まるちゃんがかくれんぼしているので、一緒に探しましょう!穴あきのしかけもあって0歳のお子さんでも、見つけられるように工夫されています。見つけられなかった時は大人が指を指して見つけてあげてくださいね。優しい笑顔のまるちゃんと目があったら、嬉しい気持ちになって、きっと読者までニッコリしちゃいます。優しいふわっとした色で描かれていて、優しく赤ちゃんに語りかけるような文になっています。
☆あらすじ
まんまるまるちゃんは、まあるいぼうや。ころころころりと転がって、ころんと隠れて待っています。汽車に乗ったり、雨粒になってカエルと遊んだり、キリンのもようにかくれんぼもしますよ。
ピピピッと鳥さんの中でかくれんぼ。なんとしっぽの羽になっちゃった。おさるさんと遊んでいると、おさるさんのおしりの形にそっくり!真似っこ遊びを楽しみます。
ちらちら ふわふわ雪だるまと遊ぶ時は真っ赤なリンゴに変身して、かたつむりと遊ぶ時にはカラになって。ちょうちょやてんとう虫と花畑をお散歩します。
どこにいるのか、見つけてみてね。「みつかっちゃった♩」
☆書店員の感想
まあるいぼうやの、まんまるまるちゃんは、今日もかくれんぼを楽しみます。「どこどこ?」と探してみましょう!
最初のページは先頭車両が水色の汽車ポッポです。赤と黄色の荷台が連結しています。ねずみさんとカエルさんが乗っていますよ。まるちゃんどこにいるのかな?
みつけた!汽車の煙の真似っこして隠れていたんだね!
雨で遊ぶ5匹のカエルが水たまりでプール遊びを楽しむのかな?そこにまるちゃんが遊びに来ました。どこにいるのかな?
みつけた!ポツンポツンと落ちてくる雨粒の真似っこしてたんだね!
ゆっくりのんびり野原を歩く2頭のキリンさん。まるちゃんもお散歩したくなって遊びに来ました。まるちゃんどこにいるのかな?
キリンさんの背中に乗ってお散歩しています。あれあれ?まるちゃんキリンさんの模様にそっくりね。
ちゅぴぴぴぴ・・・。葉っぱの中で鳥さん5羽がお話してるよ。「僕も入れて!」と遊びに行ったまるちゃんはどこかなー?鳥さんの羽の真似っこしたまるちゃん。鳥さんの羽ってまん丸でカラフルで可愛いね!
くるりんくるくるのおさるさん。まあるいお尻がかわいいおさるさん。あれあれ?まるちゃん、こんな所に隠れていたんだね!
まるちゃんを探しているうちに、だんだんまるちゃんとお友達になった気持ちになります。
いろんな場所で遊ぶまるちゃんを探していたら、だんだんまるちゃんとお友達になったかのような気持ちになってきます。かくれんぼしているような、追いかけっこしているような、きっとニッコリと笑顔のまるちゃんと、もっと遊びたくなって、本書を何度も読み返したくなります。
まるちゃんの周りに描かれた雪だるまやカタツムリ・おさるさんも、「こんにちは!一緒に遊ぼうよ!」と、読み手に言っているような表情です。本書の中にはまだ実際には出会ったことのない動物や虫がいるかもしれませんね。「キリンさんって言うんだよ。首が長いね!」「サルさんのお尻、丸くて真っ赤で可愛いね」など、お子さんと話したり、特徴を教えてあげるとると、さらに本書を楽しめるのではないかと思います。
赤ちゃんから楽しめる絵本。優しい色合いで描かれていて、優しく語りかけるよな文になっています。
本書は、自然と優しい声で読めちゃう絵本だなと思いました。本書の中の文が、みな”優しい言葉”を選び抜いて描いているからなのかと思います。例えばキリンさんの登場ページでは「のっぽり のっぽら きりんさん」とキリンさんを表してます。『のっぽりのっぽら』と口に出して読んでみると、なんだかゆっくり優しい声で読みたくなりませんか?私は、ついついイライラしている時に、たまたま本書を息子に読み聞かせして救われた事があります。
私は、本書を息子が生後半年の時に購入しました。不思議と読んでいると、私の方が優しい気持ちになるんです。そして優しい声でゆっくりと息子に読んであげたくなりました。そうしているうちに、だんだんイライラも飛んで行って、優しいママに戻れました。その頃の私は、本書に助けられていました。
息子は最初まるちゃんを見つけるというより、穴あきの部分に指を入れて貢をめくる事が楽しかった様子でした。ちゅうど、穴あき部分にまるちゃんがかくれんぼしている事が多いので、『まるちゃんいたねー!見つけたねー!」と息子に話すと、嬉しそうな表情をしていました。笑顔を見ていると私も嬉しくて、とても楽しい絵本タイムだったように思います。そして、何度も読んでいるうちに、かくれんぼするまるちゃんを見つけるスピードも上がり、それだけで成長してるなーと母は感動してしまいました・・・笑。
息子との思い出がつまっている絵本の1冊です。ぜひ、0歳児の絵本を探している方にオススメしたいです。
- 作品名:ころころまるちゃん みつけた
- 著者名:La ZOO
- 出版社:教育画劇