こ~ちょこちょ
お子さんとのコミュニケーションにピッタリ!みんなにっこり楽しくなるこちょこちょ!動物たちと遊びましょう!小さいお子さんからおすすめです。
☆3つのおすすめポイント
- 大人も子どもも楽しくなるこちょこちょ遊び!動物たちと一緒にくすぐって遊んでみましょう☆
- 穏やかで優しい絵のタッチにほのぼのとします。子どもも大好きな動物たちがたくさんでてきますので、見ていてどんどん興味が湧いてきます。
- こちょこちょ、ちょっとしたときに楽しめますね。親子や友達同士など、コミュニケーションのひとつとして楽しんでみましょう。
☆際立った特徴
体をくすぐり合うこちょこちょ。くすぐったくって、笑顔になってしまいますね。
絵本に出てくる動物たちも、とってもにこにこ!見ているこちらまで、楽しい気持ちになってきます。お友達やお父さん、お母さんなど、大好きな人と一緒にこちょこちょ楽しんでみましょう。
ふんわり優しい絵で、登場する動物たちやお花などの柔らかい風景のタッチにも癒されます。見ても遊んでも楽しい絵本。絵本の帯にも書かれているのですが、100人の保育士さんが推薦する、子どもの笑顔と笑い声があふれる作品だそうです。こちょこちょし合うようす、繰り返しの楽しい文章が子どもたちの興味をそそります。
☆あらすじと書店員の感想
●大人も子どもも楽しくなるこちょこちょ遊び!動物たちと一緒にくすぐって遊んでみましょう☆
表紙から、カエルとひよことくまとぶたがみんなでこちょこちょして遊んでいます。みんなにこにこ。裏表紙では、くまのお父さんとお母さん、その子どもが描かれていて、くまの子が抱っこされてこちょこちょくすぐられています。親子3人笑顔で、ほんわかいい雰囲気です。
主人公のくまのこちゃん。とことこお散歩しています。こちょこちょしましょ、ちょんちょんちょんの、こーちょこちょ、と言ってこちょこちょを始めます。ほかの動物たちにも同じように話しかけて、同じ言い回しが続きますので小さなお子さんも聞きやすく、自然とお話を覚えられそうです。
ひよこもカエルもぶたさんもライオンも、みんなこちょこちょされて嬉しそうです。みんなちょうどよい加減でこちょこちょされているのでしょうね。
ライオンには「がお~!!」と吠えられてしまってビックリしたくまのこちゃん。けれど、ライオンはくまのこちゃんを驚かせたかっただけだったんですね。変顔をしたライオンに、今度はくまのこちゃんがこちょこちょされています。最後のページでは、タヌキやネコ、うさぎ、犬、トラ、ワニなども出てきて、22匹みんなでくすぐりあっています。とってもいい雰囲気ですね。
文章も繰り返しで親しみやすく、可愛い動物たちが出てきますので小さなお子さんから楽しめます。赤ちゃんとのふれあい遊びでこちょこちょを取り入れたり、小さいころから親子の肌と肌との触れ合い遊びにもってこいのように思いました。ちょんちょん、と触れ合うことで、お互いの温かみや安心感がうまれるように感じます。
●穏やかで優しい絵のタッチにほのぼのとします。子どもも大好きな動物たちがたくさんでてきますので、見ていてどんどん興味が湧いてきます。
色鉛筆で描かれているようなふんわりとした優しいタッチの絵です。表紙の内側には、ふわっとした可愛いくまのこちゃんと、そのくまのこちゃんを見守るくまのお父さんとお母さんの姿が。その周りに描かれている木やたんぽぽも温かくて、絵の優しい雰囲気をキャラクターや風景から感じることができます。
また、ふんわりとしているだけではなく、立体的な丸みなどもリアルな描写で、くまの毛並みやひよこちゃんの柔らかさ、カエルやこぶたちゃんのすべっとした表面感や、ライオンのたてがみのなびいている感じが伝わってきます。ふわふわ、触りたくなるような、まるで羊毛フェルトで作られているような感じがしました。
動物たちの表情も生き生きとしていて、その時々の気持ちが伝わるような表情豊かなキャラクターたちに可愛らしさを感じます。こちょこちょも真似したくなりますが、変顔をしたときのライオンの顔がアップで描かれていてドーンと印象的で、ついつい真似したくなる可愛さです。
子どもって動物が好きですよね。この絵本に登場してくる動物たちを見たら、さらにいろんな動物が好きになるように思いました。
●こちょこちょ、ちょっとしたときに楽しめますね。親子や友達同士など、コミュニケーションのひとつとして楽しんでみましょう。
実は、長男はくすぐられるのが大の苦手です。(笑)体にちょっと触れられるだけでも敏感なのかビックリしています。ですので、相手の嫌がらない範囲で、楽しい加減で行うのがいいですね。絵本にも「ちょん ちょん ちょん」でこちょこちょが始まっていますので、優しく行いたいです。反面、次男はこちょこちょされるのが大好きで、「もっとこちょこちょして」と言うときもあり、個人差があるなぁと思いました。長男とはくすぐる以外の別の方法でコミュニケーションをとって、次男とはこちょこちょを毎日かならずしています。(笑)こちょこちょする場所も、背中だったり、お腹だったり、足だったり…。どこでも喜んでいます。(笑)そして私の足の裏や脇腹にこちょこちょしてきて、笑っています。
こちょこちょするほうもされるほうも、自然と笑顔になりますね。絵本に出てくる動物たちもまさにそうです。絵本をよんで、ひよこちゃんやこぶたちゃんのキャラクターにこちょこちょ~としながら読み進めていくのも楽しいかもしれませんね。次のページになると笑っている表情の動物たちに出会えますよ。
裏表紙の内側の絵は、お友達の動物のところから、くまのこちゃんがお父さんとお母さんくまのところへ帰っていくところが描かれています。そして裏表紙には、抱っこされて親子で笑顔の絵。ほっと安心する日常の一コマが描かれているようで、見ていて本当に癒されます。お子さんもこの絵を見て、きっとお父さんとお母さんの温かさや愛情をそっと思い出すのではないでしょうか。